虫ゴムの素材ではないのですが
昨日こんな資料を見つけて今日から、虫ゴムにシリコーンオイルの塗布を試し始めました。
きっかけは、この記載です。
空気圧機器のオゾン対策
ゴム素材もNBRですし、グリースの種類も記載は有りませんが、オゾンの遮断が出来るのなら、虫ゴムにも応用できます。
シリコーンはゴムに対して非侵襲ですので、これでオゾン耐性が上がってくれれば、今のブチル素材のままで、長寿命化が期待できます。
難点は一つ、虫ゴム交換時に、指が滑って、虫ゴムが抜けません。
お客様が交換される際にはやり難いですが、交換頻度が下がって、交換の作業も私がするのだと思えば、無視できる難点です。
効果の検証は難しいですが、デメリットは思い当たらないので、今日の修理から試しています。
一応、こんな実験は始めました。
天然ゴムのカラー輪ゴムですが、シリコーンオイル塗布とそのままの輪ゴムを並べて吊るしています。
何か変化が起きるまで観察します。
角度が付いているので、シリコーン塗布の方が、垂れて見えますが、今のところ同じ形状を保っています。
【2017.12.13追記】
2週間経過しましたが、塗布無しの方が、少し垂れ下がって来たようです。
塗布した方も、紫の方が、少し垂れてきているようです。
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