パンク修理の失敗例
今日は、二件2台のご依頼です。
一件目はパンク修理のご依頼です。
典型的なスライムパンク防止剤の入ったチューブのパンク修理の失敗例です。
一枚貼ったパッチの脇から漏れたのか二枚のパッチで修理されたようですが、
パッチ下で、スライムパンク防止剤が固化していました、これではエアー漏れは再発するでしょう。
一枚目のパッチを剥がすと、リム打ちのパンク穴からスライムパンク防止剤が漏れ出してきます。
当店の最近の手法ですが、パンク穴を瞬間接着剤で塞いでから、やすり掛け、清掃、ゴムノリ塗布、パッチ貼りの手順でSパッチの縦貼りで対処しました。
各部点検でBB部のガタ取り、ハンドルの曲がり直しをしてお引渡しです。
パンク防止効果を謡いながら、パンク防止効果がなけれは、ごみにしかなりません。
単に廃棄物を増やすだけの商品を売る人も売る人ですが、皆さんも買わないことでごみの減量に協力されることをお勧めします。
買われてしまったらしょうがないのでうまく付き合っていきましょう。
二件目は、パンとすごい音がしたとのことで、パンク修理のご依頼ですがタイヤを準備してお伺いです。
完全にタイヤがバーストしていてタイヤチューブ交換ですが、原因はコンプレッサーでの空気入れです。
前輪を確認するとカチカチで5気圧以上の空気が入っているようでした。
前輪も空気を抜いて3気圧に入れなおしました。
タイヤはまだパターンがしっかり残っていて、劣化の兆候は在りません。
縁石か何かでサイドカットしたのが引き金でバーストしたのではないかと想像しています。
タイヤチューブを交換して、車輪の回転とリムラインをチェックして日没のためその他の点検は省略させて頂きお引渡しです。
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