昨日は、久しぶりに忙しい一日でした。
一件目は、クロスバイクのペダルが回らないとのご依頼。
フロントディレーラーがチェーンを介してチェーンリングと干渉していました。
取付位置がずれたようです。
再度取付の固定から始め、変速調整も行いました。
後輪全段が、アウター、ミドル、インナーそれぞれのチェーンリングにチェーンを掛けた状態でフロントディレーラーの羽に強く当たらないことを確認して終了です。
二件目は、シティ車の異音です。
ペダルを漕ぐとガラガラと音がするとのこと。
べダル軸やBBの軸が真っ赤に錆びています。
左右クランクを外してBB部の左右ワン、リテーナーにグリスを入れ、ペダルのベアリング部にもグリスを注入します。
チェーンにも注油して異音解消です。
各部点検してお引渡しです。
三件目はロードバイク後輪のパンク修理です。
後輪にネジが刺さっていました。
ネジはチューブを貫通していましたが、無理な乗車を避けられたそうで、二か所しかパンク穴は在りませんでした。
接着剤を併用して、切り出しの小パッチ二枚で対処です。
お客様には、パッチ修理のリスクをご説明しましたが、修理後のパッチ剥がれは起きなかったようで再発のご連絡は在りませんでした。
四件目は、先日リヤのスプロケットを大きくしたシティ車後輪の異音再発です。
全ケースの後蓋のねじを外すと異音が解消します。
微妙な長さ調整になり、やすりでネジを短くして対処です。
ネジをつけても異音は在りません。
五件目は、走行時の異音です。
まっすぐ走ると玉に異音が出ますが、八の字走行すると異音が出続けます。
音としてはリムとブレーキシューが当たっているような音ですが、降りてリムとブレーキシューの位置を確認しても左右の間隔は均等でリムの振れもありません。
原因は、前輪ハブナットの緩みでした。
走行時に車輪が傾いてブレーキシューと当たって異音を出していたようです。
ハブナットを締めなおして異音解消です。
六件目は、電動アシスト自転車の前輪のパンク修理のご依頼。
シールは貼られていませんでしたが、バルブのトップナットを緩めると何か出てきました。
後は、噴出さないように慎重に作業しながらチューブを取り出し、水調べです。
タイヤ内に汚れはなく、チューブにも噴出した形跡は在りません。
二度、大きくチューブを膨らませて水調べしましたが、パンク穴は見つけられません。
最近空気を補充されたそうで、その際にトップナットが緩んで空気が抜けたものと判断しました。
再発したら、チューブ交換が必要ですと、お伝えし、修理完了です。
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