今日は、一件1台のご依頼です。
クロスバイクのBBがとのことで、タッピングツールを持ってお伺いです。
BBシェルのネジを少し舐めてしまったようで、カセットBBなのですが、右ワンが締まり切りません。
EタイプのFDをご使用で、BBシェルとの間にスペーサーを使用されていたので、スペーサーを外してネジの掛かりを確保し、BBの組みつけは無事完了しました。
ご自分で概ね修理できる技術をお持ちのお客様で、フロントのチェーンリング、新しいチェーンなども準備されていました。
ついでにと、クランク、チェーンリング、ペダルを組み付け、チェーンが伸びていたので、チェーンも交換です。
FD、RDとも変速調整をして、乗車確認をして頂くと、チェーンが歯飛びします。
8速、5速、4速で歯飛びしていましたので、お手持ちの新しいスプロケットに交換。
4速、5速の歯飛びは解消しましたが、8速だけは、スタンドに掛けてチェーンを回すだけで歯飛びします。
ディレーラーハンガーの修正もしましたが変わりません。
RDは、古いチェーンでは異状なく動作していました。
チェーンとフレームの干渉も有りません。
8速のみの歯飛びだったので、諦めようかと思い始めたところで、お客様から、別な新しいチェーンがあるよと助け船を頂きました。
別メーカーのチェーンですが、チェーンを交換して歯飛び解消です。
見た目ではリンクピンの出が少し大きいぐらいしか差異はなく、問題点までは明確にできませんでした。
こんなこともあるんだと、勉強をさせて頂いた一日でした。
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