バルブコア腐食被害を減らすための提言
サイクルベースあさひ 御中
貴社益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。
早速ながら、お客様ご訪問の際、時折見かけます貴社スライムパンク防止剤によるバルブコアの腐食についてです。
2016年12月にお問い合わせをさせて頂いた際、
同業者様であれば、自転車の安全利用の為に、定期的な
点検・メンテナンスがいかに重要かは、ご理解いただけると存じます。
弊社としましても、自転車をご愛用いただく全てのお客様へ、定期的な 点検・メンテナンスを推奨しております。
消耗品にあたる、虫ゴムやバルブコアを含むタイヤ・チューブについては、品質保証の対象ではありませんが、弊社で実施する点検の際、虫ゴムや バルブコアに異常が確認できましたら、虫とコアをセットで無料交換して おります。
また、弊社で承るパンク修理の際にも、同様の確認と交換をいたします。
バルブコアは金属製品である以上、経年と共に劣化・腐食します。
しかしながら、実質、バルブコアよりも虫ゴムの方が早期に劣化いたしますので、バルブコアが腐食するよりも早く、セット交換に至ります。
少なくとも1年に1回の点検を推奨しております為、コアが腐食した状態でご利用いただくケースは非常に稀であり、また腐食していたとしても十分にその役目を果たしたものと考えます。
とご回答を頂きました。
年一回の点検のご推奨が、まだまだ行き届いてはいない現状かと存じます。
スライムパンク防止剤を注入されたお客様に、せめて2年に一度でも、点検又は虫ゴム交換時期のご案内をしていただくことはできないでしょうか?
お客様のご来店に際し、ブレーキシューやタイヤ・チューブなどの消耗品交換や、ブレーキ周りの調整、チェーン調整などの修理機会の増加にもつながる可能性があると思いますので、ご検討を頂きたく、よろしくお願いいたします。
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