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2020年2月25日 (火)

蝶穴の加工精度

ニップルからスポークが飛び出して、組み直しになった後輪ですが、

スポーク長のばらつきが原因(当店にてスポークカット)と考えていました。
飛び出していなかったスポーク長を基準にさらに0.5mmカットして、これで大丈夫だろうと、組み始めたのですが、駄目でした。
カットする際にスポーク定規にテープを貼ってしっかり長さを合わせながらカットしたのですが、最初にカットしたスポークのばらつきは1ミリ以内に収まっていました。

今回のカット精度は、0.5mm以内に収めました。
それでも、一本だけ、ニップルから飛び出します。
原因は、スポーク長のばらつきではなく、ハブの蝶穴の加工精度のようです。

スポークとニップルの掛かりは少し浅いものができることになりますが、スポークは更に1mmカットして、もう一度後輪の組み直しです。

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こだわりのシティ車」カテゴリの記事

コメント

名前なしさん? コメントありがとうございます。

スポークカットについては事情をご理解下さり有難うございます。

蝶穴の加工精度について問題があるように書いたのがいけなかったのでしょうか?

スポークの長さについては、スポークゲージに基準のテープを貼って測定に使い、グラインダーで注意深く削りながら長さを合わせております。
記事にも書いたように、+-0.25mm範囲に収めています。

リムの縦ブレ、横ブレを概ね取り終わったところで、ニップルの端面基準でスポークの端面の出入りが+-0.5mm以上ありますが、私のスポーク長の測り方が合っているなら、ニップルの端面基準で、スポーク端面の位置を合わせれば、縦ブレは+-0.25mmの範囲に収まるはずなのでしょうか?
そうであれば、今後のホイール組に際してニップルの端面とスポークの端面の深さを測定することで縦ブレが取れることになりますので凄く嬉しいです。

もし、シマノ SG-3540内装三段ハブの穴位置の加工公差、面取り角度や面取り深さの加工公差のデータをお持ちなら、お教えいただけると嬉しいです。

リムはアラヤのシングルウォールリムなのですがニップルの端面基準で、スポーク頭の内外でスポークの端面位置がどの程度変化するのかもご存じならお教えいただけると幸いです。

事情は分かりますが、カットの精度と穴の精度、どちらが高精度が考えたほうがよろしいかと。

名前なしさん? コメントありがとうございます。

長さは違いますが、例えられた通りです。

当店の事情ですが、スポークは各種準備ができず、スターブライトの310mmのみを在庫し、都度必要な長さにカットして使用しています。

一旦カットしたスポークなので、いつ使えるか分からないサイズを残すのが嫌で、再カットしようとしています。

非効率なのですが、当店なりの在庫圧縮法です。

ネジの立て直しをすべきではないとのご意見ではなかったようなのでちょっとホッとしています。

??
例えば273mmが必要で、手元に275mmがあるから2mmカットしようってことではないのですか?
それが数本ならわかるけど、36本必要なら最初から273mmを用意したほうが良いのでは?ってことですけど。

趣味なのか、お金を貰う仕事なのか。

??
例えば273mmが必要で、手元に275mmがあるから2mmカットしようってことではないのですか?
それが数本ならわかるけど、36本必要なら最初から273mmを用意したほうが良いのでは?ってことですけど。

趣味なのか、お金を貰う仕事なのか。

げんちゃん コメントありがとうございます。

ブログの記事を書くときには、過去記事との連続性を意識しながら書くので、作業手順を省いたり、作業に至った背景を書かないことが有ります。

その記事だけを読まれる方もいるので、訳のわからない作業に見えたりするかもしれないです。

名無しさんには、ねじの追加工をせず、切りっぱなしの誤解を与えたのかもしれませんし、ねじの立て直しもやるべきではないとの思いがおありなのかもしれません。

書き貯めて於いて、完了時にアップしたほうが誤解は生まれにくいかもしれませんが、お客様への進捗報告のつもりもあって、難しいところです。

いろいろ、考えることができるので、コメントを頂くのはとてもありがたいです。

あのこらさん、こんばんは。

横から失礼します。
僕は蝶穴サイズによると思います。

名無しさんの言われる事は別の事ではないかと。

名前なしさん コメントありがとうございます。

今迄も、スポークカットして、ねじの立て直しをしていたのですが、それでは、問題がありますか?

全部のスポーク交換なら、その長さで仕入れた方が確実です。
スポークカットはその場しのぎですよ。

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