スライムパンク防止剤注入のシールが変わっていました。
今日は、パンク修理が二件です。
一件目はまだ新しい自転車の前輪です。
気づかず、バルブを抜くと、スライムパンク防止剤にまみれたバルブコアが出てきました。
よく見たら、こんなシールが貼られていました。
パンク防止剤注入済み パンク修理可能だそうです。
お言葉に従ってパンク修理をさせて頂きました。
チューブの中に、パンク防止剤が漏れ出していました。
ウエルドライン付近からの漏れだったので、チューブ欠陥を疑ってしまったのですが、チューブを拭うと、スライムパンク防止剤の漏れ穴が2か所並んでいました。
リム打ちのパンクでした。
パンク個所は分かりやすくていいのですが、チューブとタイヤ内の清掃が追加になりました。
お客様には、「聞かれていると思いますが」と前置きして、「パンク防止剤の効果保証は2年間で入れ続けると金属を腐食しますので、2年たったら入れ替えるか、チューブを交換してください」とお伝えしました。
2件目は、電動車椅子の16インチタイヤのパンクです。
小さなバースト穴だったので、パッチ処理をしたのですが、お客様とパンクの状況を話していたら、「朝空気が抜けていて、空気を補充した後少し走ったら破裂音がした」とのこと。
慌てて2個目のパンク穴を探したら、やはりもう一個空いていました。
異物パンクのようですが、タイヤ内外のチェックでは見つけられませんでした。
無事にパンク修理終了です。
話は戻って、パンク防止剤の注入済みシールですが、目立つ分だけ、以前のスライムシールのほうが好きです。
「パンク修理可能です。」の文言は、お客様に向けられているのでしょうか? 他の自転車屋さんに向けられているのでしょうか?
チューブ内にパンク防止剤という異物を入れられたのは、某A社さんです。
自転車屋さんに対して、
「異物を入れてしまって申し訳ないです。
このような手順でパンク修理可能です。」
の案内はないのでしょうか?
ついでに、
「お客様にはご迷惑を掛けられないので、通常と異なる作業でかかった工賃は当社にこのような書式でご請求ください。」
と案内があれば、最高なのですが・・・
今日のパンクカウントは
前輪のリム打ちが一件
車椅子の異物パンクが一件
です。
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