珍しいパンクに出会いました。
今日は、ちょっと忙しく、パンク修理が四件です。
最初は、一日で空気が抜けるとのことで、タイヤも駄目かもとのお話でした。
タイヤは、リムラインに沿ってカーカスが露出し、トレッド面の剥離も始まっていました。
先にタイヤチューブを交換させて頂いて、チューブをチェックすると、細い針金がチューブに刺さっていました。
二件目は、ちょっと珍しいパンクで、
最初に気になったのが、折れたスポークです。
ニップルのすぐ上で折れ曲がっていました。あまり見たことのないスポーク折れですが、お客様はスポーク折れには気づかれていませんでした。
パンクチェックで穴はすぐ見つかったのですが、斜めに擦り傷があり、擦り傷とパンク穴が同じ個所でした。
スポーク折れの修理に掛かろうとホイールを外し、タイヤを外したところで、タイヤサイドにも斜めの切り傷があるのに気づきました。
折れたスポークが刺さって、タイヤとチューブを傷付けたものと合点がいきました。
タイヤの傷は、接着剤で閉じ、タイヤ裏にも布を張りました。
そろそろタイヤパッチを準備した方が良いのかもしれません。
三件目は、一日経つと空気が抜けるとのご依頼、一日で抜ける穴なら見つけられますと、修理を始めましたが、チューブに折り目があり、折り目の谷部から盛大な空気漏れです。
畳まれたことで空気の抜けを押さえてくれていたようです。
チューブの内側から損傷が始まっていると考えると、折り目の谷折れ部には、見えないパンク予備軍が有るのかもしれないと思い始めました。
四件目は器物損壊パンク(バルブ抜かれ)です。
バルブを取り付けて、空気を入れるとしっかり空気は入り、抜ける様子は有りませんでした。
空気が抜けるようならご連絡くださいとお伝えしたのですが、その後の連絡は有りませんので、大丈夫だったようです。
今日のパンクカウントは
後輪の異物パンクが二件(スポーク刺さりもこちらにカウントします)
後輪の折り目パンクが一件
後輪の器物損壊(バルブ抜かれ)が一件
です。
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