グラベルロード点検調整
今日は、パンク修理のご依頼と、昨日お預かりしたグラベルロードの点検調整です。
パンク修理のご依頼は、前輪のエアー抜けだったのですが、久しぶりのスライムパンク防止剤入りです。
トップナットが緩んでおり、締めこむだけで様子を見て頂こうかと思ったのですが、子供載せの付いた自転車で、毎日お使いになるそうです。
スライムパンク防止剤入りだったので、いつもより太めにチューブを膨らませ、パンクチェックをしましたがパンク穴は有りませんでした。
まだ購入されて一年とのことで、「スライムのパンク防止性能は保証は2年ですので、それ以後はパンク防止性能は期待しないでください。」とだけお伝えしました。
グラベルロードの点検ですが、
バーテープはエンドテープをドライヤーで温めて剥がします。その後両面テープをハンドルに巻いて、まき直しです。
ヘッド部に少しガタを感じたので、ばらしましたが、グリス抜けはなく、ガタを取って再組み立てです。
前輪のハブの回転が重く、横ブレもあったので、玉当たり調整と振れ取りです。
前輪のデスクパッドが摩耗して、もう少しで交換時期です。
後輪は振れもなく、回転はスムーズでした。
問題のパキパキ音ですが、カートリッジBBの右ワンが3mmほどフレームから浮いています。左ワンはフレーム内に入り込んでいたので意図してこのように取り付けたのかもしれません。
フロントのチェーンリングが2枚しかなく、この辺りも改造なのかもしれず、チェーンラインを合わせるために工夫されたのかもしれませんが、右ワンの締めこみ不足はさすがにまずいのでチェーンラインは無視して、正しく取り付け直しました。
当然、FDの調整も必要でした。
チェーンの伸びもあり、交換してみたのですが、お客様が固定で使われているインナートップで歯飛びします。
お客様と相談し、現状で不具合が出たら、チェーンとスプロケットを交換すると決まりました。
古いチェーンに戻し、タイヤにしっかりと空気を入れて、試乗点検です。
パキパキ音は解消し、気持ちよく走ってくれました。
お客様も喜んでくださりました。
今日のパンクカウントは
前輪のトップナット緩みが一件
です。
« 2019_08_25の異物 | トップページ | バルブ根元パンク修理失敗 »
「自転車出張修理」カテゴリの記事
- 空気の入れ方(2023.11.30)
- 駐輪場で修理(2023.11.29)
- HEチューブのバルブ根元パンク修理(2023.11.28)
- カートリッジBBでもガタが出ることが有ります。(2023.11.27)
- リヤカー牽引自転車、再パンク(2023.11.26)
コメント