スライムパンク防止剤被害低減プロジェクトのイントロサイトをリニューアルして、被害ばかりを訴えるのではなく、下記のように正しい使い方を知っていただく記事をアップしました。
サイドバーのスライムパンク防止剤被害実態のバナー画像をクリックしていただくと、サイトが開きます。
スライムパンク防止剤との上手な付き合い方下記の項目をクリックすると詳細を展開して表示します。
サイクルベースあさひさんが渡されている説明書です。
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スライムパンク防止剤は空気の力を借りて穴を塞ぎます。 →シールメカニズム参照
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空気不足が原因で起きるパンクは塞いでくれません。
パンクの原因は数多くありますが、スライムパンク防止剤が有効なのは2.8㎜程度までの刺さりもの(異物)パンクです。
パンクの大半は、空気圧不足が原因で起きるものです。→パンクの原因参照
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スライムパンク防止剤が入っていても、自然に空気は漏れていきます。→チューブ空気圧変化 確認結果参照
空気圧管理の重要性はスライムパンク防止剤が入っていない自転車ても同じで、最低でも一回/月規定の3気圧までしっかり空気を入れていることが必要です。
液体ですから、止まると下に溜まって、パンク箇所へのスライムパンク防止剤の供給が無くなります。
スライムパンク防止剤の供給が無くなるとパンク箇所から空気が漏れます。
パンクに気づいいたら、パンク修理は必要です。
空気を補充して、車輪を回転させて再度スライムパンク防止剤で穴を塞いで、自転車屋さんまで走りましょう。
自転車屋さんによっては、スライムパンク防止剤が入っているとパンク修理を断られることがあります。
サイクルベースあさひさんなら、パンク修理してくれます。
サイクルベースあさひさんのサイクルポーターサービスはサイクルメイトに加入していると引き取りお届けが無料になります。
サイクルベースあさひさんなら、販売時の利益で相殺できますが、自転車屋さんにとってはこぼれたスライムパンク防止剤の清掃や、パッチの剥がれを防いで確実な修理をするために、余計な手間が掛かります。
通常のパンク修理とは違ってきますので、割増料金を請求されても、理解してあげてください。
自転車の安全利用の為に、定期的な点検・メンテナンスがいかに重要かは、ご理解いただけると存じます。
弊社としましても、自転車をご愛用いただく全てのお客様へ、定期的な 点検・メンテナンスを推奨しております。
サイクルベースあさひさんから頂いた回答の一部です。
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ブレーキ点検
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チェーン点検
- 注油
あまり、注油しすぎると、ほこりを吸って、動きが重くなりますが、錆びさせるのは禁物です。
油が切れて(乾いて)いたら、チェーン油、ミシン油などをチェーンに滴下し、チェーンを回して全体にいきわたらせた後、余分な油をぼろきれ等で拭き取ります。
- 弛み
チェーン引きの調整で、弛みを解消することが出来ます。
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タイヤの点検
ヒビや摩耗のチェックをします。
軽度なひび割れではあまり神経質になることは有りませんが、ヒビが拡がってきたら交換時期です。 摩耗については、「雨の日にカーブを高速で駆け抜ける」といったタイヤの限界性能を使う走り方をしない限りは、タイヤの溝がなくなってもまだ使えます
接地面にひび割れがあったり、タイヤの溝がなくなるまで摩耗すると異物を拾いやすく、小さな異物でもパンクする可能性は高くなります。
パンクが続く際は交換をお勧めします。
摩耗もなく、ヒビもないのに、パンクが続く時は、タイヤに異物が残っている可能性が有ります。
タイヤの内部の布が見えていると、いつパンクするか分かりませんので交換をお勧めします。
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虫ゴム交換
自転車の部品の中で消耗ではなく、劣化で駄目になる代表が虫ゴムです。
その他に、劣化で駄目になる部品が、ワイヤー、グリップ、サドルトップなどのプラスチック部品や、材質によっては錆びる、ハンドル、泥除けステー、籠、荷台などが有ります。
虫ゴムは劣化するとタイヤの空気が抜けて自転車が走れなくなることが有り、しかも普段は見ることがないので、定期的な交換が必要です。
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各部の緩み点検 と注油
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その他車輪の回転チェックやライトの点灯、保安部品の取り付け状態なども点検が必要です。
定期点検の重要性はスライムパンク防止剤が入っていない自転車ても同じで、一回/年の点検をすることで、自転車の痛み方はかなり少なくなります。
少なくとも虫ゴムとバルブコアは一回/年交換することで腐食から逃れられます。
スライムパンク防止剤がパンク防止性能を保証するのは2年間です。→性能保証は2年間です。参照
2年を過ぎても、パンク防止性能を望まれるなら、チューブを交換して、改めてスライムパンク防止剤を注入してください。
自転車の部品の中で消耗ではなく、劣化で駄目になる代表が虫ゴムです。
虫ゴムは劣化するとタイヤの空気が抜けて自転車が走れなくなることが有り、しかも普段は見ることがないので、定期的な交換が必要です。
交換する時には、スライムパンク防止剤が噴出さないよう、バルブ部品を水平より上にある状態で開けて、バルブコアを抜きましょう。
虫ゴムの交換方法はこちらを参考にして下さい。
虫ゴム交換時には、バルブの腐食もチェックして、腐食があったら、交換しましょう。
消耗品にあたる、虫ゴムやバルブコアを含むタイヤ・チューブについては、品質保証の対象ではありませんが、弊社で実施する点検の際、虫ゴムや バルブコアに異常が確認できましたら、虫とコアをセットで無料交換して
おります。
また、弊社で承るパンク修理の際にも、同様の確認と交換をいたします。
サイクルベースあさひさんから頂いた回答の一部です。
ラテックス(天然ゴム)を含んでいますので、ラテックスアレルギーの方は、漏れたり、噴き出したスライムパンク防止剤に触らないようにしてください。→スライムパンク防止剤SDS参照
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