今年最後のスライムパンク防止剤?
パンクかも?というご依頼だったのですが、チューブ交換に合わせてのタイヤ同時交換になりました。
もしご覧になっていたら、サイクルベースあさひさんの社員の方にお尋ねします。
チューブの折れもなく、擦れ跡もありません、がこのチューブの外観は交換を勧めるレベルですか?
私にとっては、まだまだ使いたいレベルの外観でした。
持ち帰ってからカットして内部を確認しました。
なんだかわかりますか?サイクルベースあさひさんで、自転車購入時に勧められた、スライムパンク防止剤です。
バルブの穴が詰まったままです。
バルブコアがセットできず、チューブを交換するしかありませんでした。
こんな商品を、お客様にしっかりと点検の必要性や、2年間の性能保証期間、バルブ腐食の可能性を説明せずいつまで売り続けられのですか?
販売されるのは構いませんが、安心と引き換えのデメリットもしっかり説明して売ってください。
蛇足ですが、ついでに、バルブ根元の状態も確認しました。
流水で洗っても、スライムパンク防止剤が変性したものが、こびりついて取れません。
不溶性の生成物は、腐食の実証試験でも確認できています。
曲げてみたら、バルブの根元がはがれかかっているのが分かります。
今回腐食していたバルブです。
珍しくフォーカスが合ったので、ついでです。
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力太郎さん コメントありがとうございます。
明日も営業はするのですが、多分今年最後の修理だろうと思います。
無理は承知なのですが、誰かが声を上げ続けることも必要だと思っています。
パンク防止には、力太郎さんが言われる通り空気圧管理が一番なのですが、手を抜きたいのが人の常なんだと思います。
実証実験は、腐食まで行くか半信半疑です。
バルブコアに対して、スライムパンク防止剤の量が少ないかなと思い始めています。
投稿: あのこら | 2018年12月30日 (日) 20時26分
あのこらさん、こんばんは!
師走寒波で寒い中でのタイヤ交換お疲れ様です。
今までは?スライムを抜いて水洗いしてのパンク修理だと
仮にバルブコアの腐食で虫ゴムと交換ならそのままで一時的には済むのかもしれませんが…
バルブベースの内部の腐食でコアがセット出来ない状況やベースの剥がれだと
交換対応になるのが万全な修理なのでしょうね…
スライムパンク防止剤を入れなければ防げた腐食原因のチューブ交換は
もったいないですね。
スライムの功罪をちゃんと説明してるのでしょうかね?
HPで載る程度の効果が発揮されない状況のみで製品の有効期限や腐食の件は言わないでしょうね…※そこまで言ったら有償で入れないでしょう
サイクルベースあさひで何年経った自転車で腐食が起因のパンクからのタイヤチューブ交換
余計な費用が掛かる?そんな無駄な事が起こるか?分からないですが
パンク原因がスライムで腐食したという因果関係を認めない限り
知らずにタイヤチューブ交換で済まされてしまっているユーザーもいるでしょうね。
自分も入っていたスライムを抜いて乾かしても僅かに残った残留物で腐食した経験あるので
出先でパンクが嫌なのはよく分かりますが信頼できるメーカー製のタイヤを履いた自転車で
定期的な空気圧管理を励行する方が摩耗で寿命を迎えるまで何年も乗れると思います。
来年は腐食の実証実験がどう変化するか?楽しみです。意外と早期に結果が出そうですw
投稿: 力太郎 | 2018年12月30日 (日) 19時20分