« 2018.09.23の異物 | トップページ | 車椅子タイヤチューブ交換 »

2018年9月24日 (月)

スライムパンク防止剤抜きは必要か?

今は、修理の時間に余裕がある時はスライムパンク防止剤をお客様にお断りして抜かせて頂いています。腐食したバルブコアを交換させて戴いても、スライムパンク防止剤を残せば、再度腐食する環境が残っているのが嫌だったからです。ですが、続いて発生した、バルブ根元のパンクで、ちょっと方針に迷いが出ています。

バルブ根元の方が、メッキで保護されていない為、腐食の進行が速いのではないか?
めっきはされていないが、ゴムで保護されているので、それほど腐食はしていないのか?
と考えましたが、腐食の進行をチューブが使える状態のまま、目視でチェックする方法が現実的には存在しません。(専用の小型内視鏡などが必要)

バルブ根元に腐食があるなら、予防のためチューブを交換したほうが良いのではないか?

と悩んでいます。

一度バルブコアに腐食がみられたチューブを入手して、バルブ根元の腐食状態を見てみようと思います

【2019.01.23追記】

今年最後のスライムパンク防止剤?」記事や、

でも明らかなように、水に不溶のスライムパンク防止剤の変性物ができ、水洗いしてもチューブ内に残ります。

シュワルベ バルブコア腐食」記事のように、スライムパンク防止剤を抜いたつもりでも、バルブの腐食がおこります。」

スライムパンク防止剤を抜くのは、ホイールの重量を軽くする意味しか感じられなくなりました。

修理時に遭遇したスライムパンク防止剤を抜く作業は、新たな意味が見つかるまで、中断します。

« 2018.09.23の異物 | トップページ | 車椅子タイヤチューブ交換 »

スライムパンク防止剤関連」カテゴリの記事

コメント

なおして屋さん コメントありがとうございます。

別記事のコメントへの返答に時間を取られてしまいました。

悩みは同じですね。
声を掛けて戴くだけで、元気が出ます。

実をいうと、サイトの運営だけでも、あさひさんは気にしているのかもと思っています。
この程度の行動でも、続けると力になるのかもしれません。
お客様に届くのはほんのわずかでも、あさひさんの社員の方が見て下さって、販売方法を見直すきっかけになればと期待しています。

こんばんは。お疲れ様です。

やはりたくさんの方が、何らかの形で 「困っている」 のがスライムパンク。
お客様もスライムが無ければチューブ交換せずにすんだかも、と思うでしょうし、修理する立場としても、修理に時間や説明する時間が余計にかかったり、排水経路のつまりを心配したりと、パンクを防げるメリット以上にデメリットが大きい気がします。

昨日修理に伺ったお客様の場合、後輪のパンク修理が終わって前輪の空気圧をチェック、・・・ 空気が足りないのでフロアポンプで適正空気圧まで上げようとポンピングしてたら・・・、 バルブの根元から空気漏れ。

前回伺った時に後輪のチューブ交換をしました。原因はバルブボディが抜けたことでしたが、それがスライム入りだったので、将来的に前輪も同様なことが起きるかもしれないことをその場でお客様に伝えてありました。

そのため、お客様もそんなに驚いた様子も無く、チューブ交換することに対してはすんなりとご納得いただけました。でもご納得いただけたからそれで良いというものでもありません。

スライムに遭遇する度に例外なくモヤモヤ、イライラするのは、将来的に起こり得るデメリット&リスクを一切説明せず勧める販売店に対してと、それを止められない自分の力の無さについてです。

プラスアルファの売り上げが欲しいのでしょう。それはわかりますが、メリット共にリスクもあることを伝えないのは大手としてあるまじき姿勢だと感じます。

大手だからこそ、業界の顔になり得るからこそ、そこのところはしっかりしてほしいものです。

すみません、好き放題書いてしまいました。
少しでもこの業界が良くなればいいですね!

げんちゃん コメントありがとうございます。

げんちゃんの修理に対する姿勢は理解しているつもりです。
チューブ交換されるのは、当然だと思います。

悪意に対抗する手段がブログやサイトしか持てないのがつらいです。

議論の件、げんちゃんの言われている点は、その通りです。
私も損害を被った被害者ではないのは、十分承知していますし、被害者として動くつもりは有りません。
機会があれば、その点の誤解は解いておきたいですが、上手く説明できるかちょっと悩みます。

力太郎さん 再度のコメントありがとうございます。

勇気付けられました。

あのこらさん、お疲れ様です。

僕はスライム入りは必ず交換してます。
ただ、お客様の自己責任と考えてのことではありません。

これは僕の考え方なのですが、、、。
お客様にとって僕は自転車修理のプロ。
信頼して頂いているからこそ不確実な修理は出来ないと。
例え万が一の事ですらあってはならないと考えています。

自己責任と言うのは正直どうかと思ってます。
本来、店員は自転車のプロであり、お客様の多くは素人です。
店員の説明を真に受けるのは自然な事に思えます。
僕は説明不足は明らかな悪意だとしか考えておりません。
以前、サドル錠を良く出来た抱き合わせと仰られましたが
僕は悪意以外の何者でもないと思っています。

先日の議論でもありましたが、、。
僕自身が被害者でない事が色々と困難な事になってる気がします。
少なくとも僕に向けられた悪意ではないからです。
この一点に限り、相手方に賛同してます。

あのこらさん
地元の曼珠沙華情報ありがとうございました!
http://ameblo.jp/rikitarou1979/entry-12077127028.html
↑ちょうどお彼岸の時期に咲きますが見頃はあっという間ですね。

あのこらさんが
チューブ交換を躊躇しているのは…費用の点ですか…
そうですよね。
お客さんの立場を思えばスライムを入れなければ起きなかった不具合で
余計な出費は考えてしまいますよね。

自分もスライム入れたのはお客さんの自己責任だとするのは
う~む…と思いますね。
パンクする原因の殆どが異物が刺さって起こるパンクよりタイヤの空気圧不足が起因だったり
若い人だと適正空気圧を超えての補充で破裂もあるでしょうが
ごくごく普通の自転車を乗られる人には
出先でパンク経験があれば大変な嫌な?面倒な思いをして押し歩きした経験や予定が狂った経験があるでしょうから

某量販店で新車を購入時にパンクを防げる予防剤を入れると防げますよ。
と謳ってある商品で親切(そうな)な店員さんが親身に奨めてくれば…
保険的な意味合いで効果を過大に信じて安心するでしょう。
子供の通学車とか親御さんの気持ちを思えば安心を買ったと思えば有償でも入るでしょうし
通勤通学で自転車が走れなくなる遅れるリスクを思って良かれと思い有償で入れた人や
万能では無いですがスライムの効果を信じた人が入れ続けて乗った結果
余計な不具合や費用が掛かる事態が
散々スライム絡みの不具合事例を見ると
薦められたのを信じて入れた?
正直者が馬鹿を見るようで…自分は嫌ですね。

仮にあさひのスライムサイトに詳しく(腐食や詰まり製品保証期間など)記載あれば
問題ないでしょうが、こればかりは実害を受けないと分からないですね…

~「大手の自転車店だし、強く勧めるから入れたけど、いれない方が良いんですね。」と言われたお客様の~

自分も引っかかる言葉です…
大手自転車量販店がこういう事をお客さんに思わせては駄目だと思いますね。

力太郎さん コメントありがとうございます。

入間川の堤防はきれいに曼珠沙華が咲いていました。
本当に小径ですが、川越水城公園の入り口の手前に曼珠沙華の小径と名付けらた道が有ります。
盛りは終っていたので画像にはしませんでしたが、人も少なく、白の曼珠沙華も咲いていて楽しめます。
あまり大きな群生より、こんな小径の曼珠沙華の方が、らしくていいなと思います。
群生は群生で見どころは有りますが

チューブ交換を躊躇しているのは、費用の点です。
スライムパンク防止剤の議論の中でも、いれたお客様の自己責任と切り捨てられる方もいますが、あまりそれには組したくないんです。
「大手の自転車店だし、強く勧めるから入れたけど、いれない方が良いんですね。」と言われたお客様の言葉が、引っかかっています。

某サイトで、スライムパンク防止剤について
「個人的にではなく、自転車業界としてどうでもいいんです。
(当方も自転車業界のものですので。)」
という発言を頂きました。
過去の発言内容から、サイクルベースあさひさんの関係者のようでしたが
お客さに、自転車業界はそんなところだと思われたくないんです。

バルブ根元の補強という手段も有るかもしれないので、もう少しお客様が泣かずに済む方法を考えてみます。

あのこらさん、こんばんは!
入間川沿い(犬竹春日神社周辺が綺麗でした)は曼珠沙華は綺麗に咲いているでしょうか?
荒川は堤防の嵩上げ工事があった影響か?イマイチ咲いている所が少ないです。

スライムパンク防止剤抜きでは色々と大変手間の掛かる作業だと思いますが
ましてや修理先で水場の無い環境下で尚の事、大変だなと…
家の洗面所でそのまま流しかけて大変な目に遭ったので特にそう思います。

最近、思うのはスライムが入っていて仮にパンクした場合に
あさひだと修理できるとあっても、パンク修理が技術的に可能でも
チューブ交換をする自転車店の事を思うと他店が奨めて入れたスライムで
パンク修理に汚れや清掃、実質無害とはいえスライムが産業廃棄物になるなら廃液処分費もプラスされてもおかしくないですが
その余計な時間が掛かるという事は…工賃をパンク修理費に上乗せ出来れば良いですが、しないでチューブ交換対応なら、再修理のリスクも考えて
そういう見解もお客さんのためを思ってなのかな?
と思うようになりました。

使用期限が過ぎたスライムは腐食や凝固、詰まり等など
バルブコアの腐食が一番影響あるので水洗いでなく最低でもバルブコア交換が絶対だなと自分は最近感じましたし
水洗いしたのに残った僅かなスライム残留物で腐食するとは思わなかったです。
バルブコアを交換すれば使えると思いましたが腐食が見えて…勿体ないですが使うリスクが嫌で
廃棄しました。

~バルブ根元に腐食があるなら、予防のためチューブを交換したほうが良いのではないか?~

お客さんには余計な出費になっても将来起こり得る不具合を兆候が少しでも感じたら厳しめに想定するのも良いのでは?と思ったのですが
タイヤの摩耗劣化具合と交換時期との兼ね合いもあるので難しいのでしょうね。

バルブベースの腐食がどの程度進行すると修理してもリスクが高い状態かの見極めは難しいのでしょうね。

コメント長々と訳分からなくてスミマセンが…
~バルブ根元に腐食があるなら、予防のためチューブを交換したほうが良いのではないか?~

お客さんに起こり得るリスク説明が確りしていれば納得して交換に応じて貰えると思います。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: スライムパンク防止剤抜きは必要か?:

« 2018.09.23の異物 | トップページ | 車椅子タイヤチューブ交換 »

川越市周辺の自転車屋MAP

埼玉県内出張修理店情報

自転車出張修理のブログ

自転車修理法の疑問はこちらへ

カテゴリー

無料ブログはココログ

もみTan(もみたん)