スライムパンク防止剤の記事を過去に多く書いてきましたが、スライムパンク防止剤をお勧めする内容の記事は有りませんでした。
唯一お勧め出来る条件をこちらの記事に纏めたことが有ります。
緊急時のパンクトラブルを回避したい、通勤通学に自転車を使用するお客様にお勧め出来るパンク防止策をスライムパンク防止剤以外で検討したことが有りますが、その時には、あまり積極的に勧める気持ちは有りませんでした。
スライムパンク防止剤をお勧め出来る自転車の条件を纏めてみます。
【空気圧管理をしっかりされている】
最低でも一回/月規定の3気圧までしっかり空気を入れられていることが必要です。
【定期的に点検を受けられている】
点検はご自分でされていても構いません、少なくとも虫ゴムは一回/年交換してください。
【2年に一度タイヤ・チューブを交換されている】
タイヤの摩耗やひび割れが無ければ、チューブだけでも交換してください。
【通勤や通学などで自転車に乗られている】
目的地までの到着時間が決められている条件で自転車を乗られている方。
【近くにスライムパンク防止剤が入っていてもパンク修理してくれるお店が有る】
サイクルベースあさひさんまで、パンク修理時に持っていける方。
有用性があって、効果を発揮できて、デメリットを回避できるには、この条件をすべて満足することが必要です。
と書いたのですが、取り消した条件以外を満足できるパンク防止策として最良かもしれないと思い始めましたのでパナレーサーのケブラー製パンク防止ベルトの施工のメニュー化を検討します。
当然、異物によるパンク以外は防ぐことは出来ませんので、月一回の3気圧まで空気入れは必須条件です。
当然、コストは掛かりますので、コストに見合うメリットを感じられるお客様が対象です。
今のところ思いつくメリットは、「万が一にでもパンクをして、予定の時間に遅れたくない。」
位しか思いつきません。
Wiggleなどで入手するとタイヤ一本当たりの材料費が1,600円くらいでスライムパンク防止剤の倍以上になりますが、使い捨てではないこと、万一パンクしても普通の自転車屋さんでチューブ交換ではなく、パンク修理してもらえること。
腐食等によるパンクが起きないことを考えると、トータルコストは割安かもしれません。
パナレーサーさんに国内の自転車部品問屋さんから購入することは可能ですかと問合せしました。
もし入手可能で、コストがスライムパンク防止剤の1.5倍ぐらいに収まるならスライムパンク防止剤被害低減プロジュエクトの一環としてメニュー化してみようかと検討中です。
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