景品表示法違反被疑情報の提供
今日は、みぞれの中3件の修理に行きました。
チューブ交換とタイヤ・チューブ交換、異物パンクの3件です。
異物パンクは、画鋲だったそうですが、お客様が気付いて取り除かれたそうです。
昨日から、スライム(パンク防止・修理剤)被害低減プロジェクトに新しい項目を追加しようとスライム(パンク防止・修理剤)被害が起きる背景を纏め始めました。
スライムパンク防止剤のオリジナルサイトでは、two years of continuous flat tire protection. と2年間の性能保証が謳われています。
車やバイク用のパンク防止・修理剤販売サイトでは、それなりにデメリットが記載されて販売されています。
自転車の場合、修理でお伺いした際、スライム入りの自転車に遭遇しても、デメリットを御存じないお客様が多いです。
実際に、どのような商品説明がされているかは分かりませんが、サイクルベースあさひさんのネットショップのスライム(パンク防止・修理剤)を見ると性能保証期間(2年間) は表示されていません。 こちらの排水口が詰まった力太郎さんの記事にアップされているスライム(パンク防止・修理剤)を入れた際に、もらった注意書きも、性能保証期間(2年間)は表示されていません。
デメリットの発生の大半は、経時で発生する内容です。
・バルブ腐食。
・空気が入れられなくなる。
バルブの腐食については、サイクルベースあさひさんも認めておられる通り、長期間スライムに含まれる水分やグリセロールに触れることで発生するものです。
【2019.01.25訂正】 空気が入れられなくなるのは、こちらのように、繊維がダマになってしまうことが原因で、ダマになった繊維がバルブと虫ゴムの間に入って空気の通り道を塞ぐからだと、想像しています。
空気が入れられなくなるのは、こちらのように、繊維がダマになってしまうことが原因で、ダマになった繊維がバルブと虫ゴムの間に入って空気の通り道を塞ぐからだと、想像していましたが、腐蝕の観察をする中で不溶性の固形物の生成を見つけました。
どちらも原因になりそうです。
【ここまで】
注入から2年を経過し性能保証期間が切れたら、注入したスライムをどうすればいいのかも当然記載はされていませんが、チューブ交換をするか、スライム(パンク防止・修理剤)を入れ替えることが必要と認識して使って貰えれば、バルブの腐食も、空気が入らないトラブルも回避できるはずです。
ここまで書いて、パンク防止剤の効果の有効期限が明示されていないのは、告知義務違反や優良誤認に当たるのではと思い立ち、消費者庁に景品表示法違反被疑情報の提供をしました。
受付のみで答えは返ってこないようなのですが、サイクルベースあさひさんのスライムページに2年間の製品の効果保証期間が表示されることを願っています。
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