シリコーン虫ゴム
前回の同カテゴリーの記事で、3月3日からシリコーン虫ゴムの空気圧低下の測定を始めると書きましたが、実際には、二股アダプターのバルブコア部分からのエアー漏れが有り、4月8日から測定を開始しました。
いつもは30日経過で減少を測定するのですが、今回は、開始日の記憶違いで、34日経過での測定になりました。
シリコーン虫ゴム
開始日 | 開始時空気圧 | 34日経過 | バルブ | チューブ | タイヤ | ホイール |
2017.04.08 | 3.00 | 2.14 | シリコーン虫ゴム | シンコーノーマルチューブ | シンコーSR078DemingL/L | AL |
2.98 | 2.28 | ブチル虫ゴム | シンコーノーマルチューブ | シンコーSR078DemingL/L | ST |
結果を差が大きいと見るかどうかは、評価次第だと思います。
シリコーンゴムは、ゴムの中でも最もガス透過性が高い部類に属します。
過去に自転車に取り付けてテストしたことが有りますが、特に空気の抜けるのが早いとは感じていませんでしたので、この結果を見ると納得です。
今回の、測定の目的は、虫ゴムとして使用するには、ゴムの特性として、ガス透過性は考慮しなくてもいいかどうかを調べるためでした。
この結果であれば、ガス透過性は、素材選択の特性からは外しても大丈夫だと判断します。
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