スライム(パンク防止・修理剤)被害
スライム(パンク防止・修理剤)は2年間の性能保証しかなく、その後も入れ続けることによってバルブコアはこんなに腐食します。
ブログ記事のコメントで教えて戴いた、サイクルベースあさひさんのオンラインショップに、スライム(パンク防止・修理剤)(http://www.cb-asahi.co.jp/item/97/20/item100000042097.html)が掲載されていますが
性能保証期間が2年間であること。
バルブ腐食の危険性
は記載されていません。
スライム(パンク防止・修理剤)入りチューブのパンク修理のノウハウに少し触れられています。
何も知らずに、パンク防止性能だけに惹かれて注入すると、サイクルベースあさひさん、お客様、修理に当たった自転車店のすべてが不幸せになる製品です。
デメリットがあること、効果は限定的であること、効果を発揮させるには、日常の空気圧管理が欠かせないことを理解して、それでもパンク防止効果が欲しいと思われるなら、全く問題は有りません。
デメリットを御存じではないお客様が多いので、サイトには記載されていない、スライム(パンク防止・修理剤)での被害を少しでも減らすために、デメリットの体験記事や、バルブ腐食の記事を見つけたら、追記していきます。
・当店のホームページに「スライム(パンク防止・修理剤)被害低減プロジェクト」を作成しました。
・自転車さんの立場ですが、スライム(パンク防止・修理剤)について言いたい事を見事に纏められています。
自転車メンテナンスの雑談~その1~スライムについての注意喚起!
・自転車屋さんによっては、スライム(パンク防止・修理剤)が入っていると、パンク修理を断られ、チューブ交換になることが有ります。
「弊社店舗ではパンク防止剤入りのチューブでも通常通りパンク修理(840円~)
を行なわせていただいておりますのでご安心ください。」
とサイクルベースあさひから回答を貰った
夏目あいかのvita unica(ヴィータ・ウニカ)さんの記事(http://vitaunica.blog89.fc2.com/blog-entry-277.html)
意見を言うきっかけは、「サイクルベースあさひに注意。」(http://vitaunica.blog89.fc2.com/blog-entry-275.html)の記事に記載されています。
・スライム(パンク防止・修理剤)を入れて漕ぎが重くなり、チューブ交換をされた
玄蔵雑記(仮) さんの記事。
・虫ゴムを使わないスーパーバルブや、スペシャルGバルブ、シュワルベ英式バルブでは、バルブ部分にスライム(パンク防止・修理剤)が逆流し、弁が閉まらず、空気が漏れることが有ります。
トンサンの別荘さんの記事。
・ご家庭で、スライム(パンク防止・修理剤)を処分しようとして、排水口が詰まったそうです。
スライム(パンク防止・修理剤)を入れた際に、もらった注意書きがアップされています。
力太郎さんの記事。
・自転車店さんの記事ですが、今まで見た中で、一番ひどい腐食の記事です。
スライム(パンク防止・修理剤)でバルブの根元まで溶けています。
取り組みに賛同していただいた、リングジャパンさんの記事。
・twitterでパンク修理剤の検索をした結果です。スライム(パンク防止・修理剤)以外のパンク防止剤のつぶやきも入っていますが、見飽きません。
今まで、見落としていましたが、走行中にパンクして、スライム(パンク防止・修理剤)を浴びた方が、結構な数でした。
・同様に、パンク修理を断られ、チューブ交換になった体験を記事にされています。
あさひで自転車購入。でも、パンク防止剤は入れちゃダメ!
サイクルベースあさひさんのスライムサイトでは、 「スライムで対応できないパンクの場合は、水洗いを行い、水分を拭き取ることで、通常通りのパンク修理が可能です。」と記載されていますが、最初にリンクした、自転車好房ラルプデュエズさんの記事でも触れられている通り、次のような事例もあり、断る自転車さんの気持ちは理解できます。
・パッチで対処できなかったパンク修理です。
パンク防止剤の入ったチューブにパッチを貼ると。。。
・スライム(パンク防止・修理剤)のせいで、タイヤに空気が入りませんでした。
新たな被害報告
パンク防止剤の使い方をまじめに探求されています。
メリットもデメリットも分かった上で使われる本当のパンク防止剤ユーザーの記事です。
「雨の日の自転車通勤時のパンク対策(パンク防止剤の特徴や使い方など)」
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