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2017年3月18日 (土)

ハンドルの高さ調整

先日、サドルの高さの調整法を書きましたが、今日はハンドルの高さです。

自転車と乗る人が接するのは、サドル、ペダル、ハンドルの3点です。
自転車の乗る姿勢はこの3点の位置で決まります。

ペダルの位置は、調整できませんが、サドルの高さ、ハンドルの高さは調整が可能です。

サドルの高さと、ハンドルの高さを調整することで、自分に合った乗り易い自転車にすることが出来ます。

ハンドルの高さ調整の基本は、グリップが肘より下に有って、グリップを握った時に手首が曲がらず自然に握れることです。
サドルを下げた時、ハンドルも下げた方が乗り易くなります。

調整は、このネジを2~3回転緩めて、ハンドルが動けば、そのまま高さを合わせて、ネジを絞めます。
ネジを緩めてもハンドルが動かないときは、ネジの頭を下に叩き込んでやると動くようになります。
Kimg0149Kimg0150

構造は、こちらのサイトが詳しいです。
画像をお借りしました。
20070604normalhead04

ハンドルの高さがちょうどいいと、坂道を登るとき、足の力だけでなく、上半身の力を使って登れるようになります。

タイヤとハンドルの直角がずれた時も、このネジを緩めて調整します。

本当に握りやすくするには、高さだけではなく、ハンドルの上下の傾きも少し下げた方が良かったりします。
ハンドルの傾きを変更する時には、こちらのネジを緩めて調整します。
03(この画像はhttp://www.rakuten.ne.jp/gold/kurohige/mame/mente/adjust/adjust01.htmからお借りしました。)

【2017.04.04追記】
グリップの位置は、サドルの上面の高さ+10cm位が扱いやすいようです。

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コメント

トンサンさん コメントありがとうございます。

フラットバーだと、肩幅よりちょっと広いぐらいが一番疲れにくい寸法だと思います。
悪路を走るときは、それより長くした方が路面でハンドルをとられず、安定して走れるようです。

ハンドルカットは、取り返しがつかないので、しばらく乗ってもらって、走行パターンが決まってからにしたいですが、

ハンドルの高さや、ブレーキレバーの調整をしてくれない自転車屋さんでは、あまり購入をお勧めしません。
とはいうものの、そんな自転車が多いので、新しい自転車でも、修理時に調整することが良くあるんですが・・

この記事も、読んでくれた方が、自転車を買うときに、「ハンドルの高さも調整してください」と言えればいいなと思いながら書きました。

僕はクロスバイクのハンドルの幅を短くしたことで、ずいぶん腕の疲れが無くなったことを経験しています。
売っている店では、その人の肩幅に合わせてカットしたりはしていないでしょうから、みんな広いまま使っているんでしょうね。
子供たちは頑張って指を広げて、ブレーキレバーを握っていますね。
ママチャリなんかは、購入時に店の人がしてくれるのはサドルの上下くらいでは・・・

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