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2017年1月24日 (火)

お巡りさん、それはないでしょう。

昨日のことですが、リピーターのお客様から、タイヤの空気が抜けて、空気を入れるときに外す、ゴムの所がないんですとのご依頼です。

併せて、「いたずらだと思うんですけど、警察に通報して、来てもらったんですけど、これはパンクじゃなくて、事故です。」と言われて、被害届を出させてもらえないんです。」とご相談を受けました。

お伺いしてみると、バルブのトップナット部分が落ちていたそうです。
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バルブは、こんな状態です。
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バルブコアが入る溝がありません。

バルブコアは、ゴム切れと、途中で折れていますが、その部分にもゴム切れがあります。
前回お伺い時(2か月前)に交換したばかりの虫ゴムです。
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バルブ部の折損は、まれにありますが、ほとんどは、サークル錠の閂と干渉しての根元からの折れです。
自転車が倒れて、バルブ部にあたることもありますが、その時も折れるのは根元からです。

明らかに、バルブのトップを挟んで捩じり折った以外に、こんな折れ方はしません。

お客様とお話をしている中で、新しくした虫ゴムが切れていると警察の方に話したけれど取り合ってもらえなかったといわれて、自身としても、頭にきてしまい、お客様の代わりに、警察に再度状況を話し、お客様が被害届を出したいといわれているので、再度、検分に来てほしいと頼んでしまいました。

検分に来られた警察官に、こちらが判断する折れ損の原因(人為的な破壊)を説明しました。
「ターレット部分に挟んだ傷が見られないので、捩じり折ったとは考えられない、仮に道具を使たとしても、わざわざ道具を持ち出してそんなことをするとは思えない。」と言われ、手元にあったネジザウルスでトップナットを挟んで傷がつかないことを確認していただきました。

人為的に行われた破壊だと納得していただいたのか、しつこさに諦められたのか、
被害届を出されても、犯人を捕まえることは難しいです。捜査のしようがありませんと、話が変わってきました。

被害届を出しても、犯人を捕まえることは難しいし、余計な手間がかかるだけですよと被害者の方への説得を始められたので、口出しは控えました。

結局、被害者の方は、被害届の提出を諦められました。

事件の発生件数の集計は、被害届が基になると思います。
はっきり言って、こんなやり方で、検挙率の数字を挙げているのかと寂しくなりました。
市民を守るとは、こんな小さな事件にも目を配ることが基本ではないですか。

昨日記事にしなかったのは、落ち着いて記事にする自信がなかったからですが、今でも書いていると、つい感情的になっています。
読み苦しい記事ですが、ご容赦ください

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コメント

そんなことがあったのですか。ひどい警官ですね。
こうなるとドライブレコーダーでもセットしておいて、毎日チェックするとか自衛しないとダメですね。
それにしてもただバルブを引っこ抜くのではなく、破壊するとは!
犯人を捕まえられないならそれでもいいけど、被害届は出したいですよね。

トンサンさん コメントありがとうございます。
賃貸のアパートにお住まいで、管理会社に防犯カメラの設置を要望しますとおっしゃていましたが、うまくいくことを願っています。

2度の検分で5人のお巡りさんが来られましたが、皆さん、事故扱いにしたいと被害届の提出を回避しようとされたそうです。

いたずらでのパンクより、悪意を感じますので、もう少し親身に対応してあげてほしいです。
警察官の巡回は強化されるとのことでしたが、被害が続かないことを祈るばかりです。

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