擦れパンクとビード上げ不良
スタンドの取り付けでお伺いしたお客様の自転車は、前輪のブレーキ調整を追加しましたが、無事に終了です。
お急ぎだったのですが、スタンドの在庫がなく、ホームセンターで購入してのお届けです。
ホームセンターの自転車コーナーが充実して、パーツを購入しやすくなったのはいいのですが、パーツの価格が高いですね。
自転車屋さんで買うのと変わらないような気がします。
もう一軒、こちらはパンク修理だったのですが、まだ新しい自転車ですが、擦れパンクです。
タイヤからチューブを引っ張り出したところで、擦れパンクを予想します。
チューブに削られたゴムがくっついています。
チューブが引っ張られて伸びた部分が他より膨らみます。
こちらがパンクした擦れ痕
削り後の深いところは、予防のためにパッチで覆います。
反対側は、削れていません。
こんな大判パッチで、次のパンクを予防しますが、それでも、チューブ厚が薄くなっているところがあるので、パンクのリスクは高いです。
タイヤ内に残った削り滓を除いて、擦れを軽減するため、タルク粉をタイヤ内に振り入れます。
今回の伸びたチューブは、戻りが良く、ちゃんとタイヤ内に収まりました。
空気圧低下の判りにくい、耐パンクタイヤです。
お客様には、リスクのご説明をして、お客様ができる予防法として、月一回の空気入れをお願いします。
パンク修理時に気付いた不具合です。
タイヤのビードが上がりきっておらず、色あせしていないところがあります。
ビードワックスで、ビードの滑りをよくしておきます。
空気を入れると、ちゃんとビードが上がりました。
サイクルベースあさひさんで、製造から、販売時まで、すべての工程で見逃された不具合です。
しっかり検査しての販売をお願いいたします。
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