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2017年1月25日 (水)

取り外し開始

注文していた部材が揃ったので、今日から、取り外し開始です。

M22x150のボルトです。
170125_150230

先端に、サンダーで切れ目を入れ、タップ加工します。
170125_151518

シートポストの中に入るように、先端をテーパー加工します。
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切削相手がアルミなので、浸炭まではせず、ハンドトーチで火入れして焼きを入れました。
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シートポストは広がらないように、銅テープを巻きました。
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切削開始です。
ボルトの頭をモンキーレンチで回していきますが、それなりに切れていきました。
170125_162347

切削面が汚いのは、ご容赦。
潤滑剤が廻っていたので、この段階でシートポストが廻るかと期待したのですが、駄目でした。
分かりにくいですが、シートチューブが掛かっている範囲まで、ネジは切ってあります。
引き抜くための手掛かりには、十分なところまでネジが切れていると思います。

こんな組み合わせで、中間のナットを回して引き抜く予定でしたが、フレームのチューブが肉薄のため、硬質塩ビのパイプが広がって、パイプに被さります。
170125_162447

内径が27のパイプの手持ちはないため、M24用の内径25.5mmの座金の内径を27mmまで拡げて塩ビパイプの足場を作ってから、再挑戦です。

ステンレスの座金を注文してしまったので、足場用の金具に仕立てるのに、しばらく時間が掛かります。

柄の長さ、30cmのモンキーを使って、あまり力を入れることなくネジは切れていますので、フレームへの負荷はそれほど掛かっていません。

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コメント

なるほど。いい方法ですね。私には、このような方法思い付もしませんでした。そのまま締めていけば、シートポストも回りそうな気もするのですが、そう甘くなかったのですね。シートチューブに寸切りボルトなどを先に入れ込んで作られたボルトで押すのかと思ったら、逆にパイプを使うのですね。続きが楽しみです。

bucthyさん コメントありがとうございます。

フォークの下玉押しのプレス工具や、ベアリングリムーバーからの発想です。
シートポスト径に合ったパイプが必要なのが難点で、あまり汎用性は有りませんが、フレームへのダメージを与えるリスクは少ない方法かなと思っています。

まだ結果は出ていませんが、楽しみにお待ちください。

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