二股バルブアダプター
こんなバルブアダプターを作りました。
製作風景です。
米式延長アダプターの中身を抜いた筒に英式バルブの筒をはんだ付けします。
米式バルブの筒は、米式のアダプターの外形に合わせて削ってあります。
はんだ付け時にずれないよう、針金で縛り、米式アダプターの雌ネジは、英式バルブに会わなかったので、英式バルブのトップナットも追加します。
トップナットの仮止めは、14番のスポークとニップルを使いました。
スポークのねじ切り等、自転車屋自転車修理屋だからできる方法でしょうか。
実は、昨日から作業していたのですが、はんだのペーストが見つからず、ペースト無しではうまくはんだが回りませんでした。
やっと見つけてきました。
バーナーで熱して、あっという間にはんだ付け終了です。
完成です。
英式バルブと米式バルブの貫通穴は、はんだ付け後にドリルで開けました。
元のバルブとの接続は、パナの米式アダプターのコア部品を使ってやります。
まっすぐのバルブ部分には、シュワルベのバルブコア、斜めの英式バルブには虫ゴム付きのバルブコアをセットします。
チューブに取り付けての水調べでは空気漏れは見つけられませんでしたが、本実験の前に、空気漏れの予備試験を行います。
製作した目的は、長寿命虫ゴムと通常の虫ゴムの空気圧減少の比較実験です。
虫ゴムの比較はシリコーンチューブとEPDMチューブの2回しか使用予定はありません。
後は、英式バルブでメーターの読みが何気圧になったらチューブ内が3気圧になるかの測定ぐらいでしょうか。
あまり使用予定のない実験器具ですが、市販品は見つけられなかったので自作です。
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