漕ぐのが重いです。
昨日、ご依頼を頂いたのですが、ご依頼内容が「自転車を漕ぐのが重いんです、軽くなりますか?」とのことです。
チェックするところは、タイヤの空気圧に始まって、両輪の回転抵抗、ホイールの面ズレによる走行抵抗、駆動系の抵抗まで、多岐にわたります。
今回は、後輪の回転抵抗が大きかったのと、チェーンの汚れがひどかったです。
空気圧も低めだったのですが、漕ぎ続けないと、すぐに速度が落ちます。
後輪を外して、ハブのグリス交換と玉当たりの調整、ブレーキの当たりを調整し、チェーンに注油して組み上げて、低めの空気圧のまま、乗車確認をして頂きましたが、軽く走るようになったと喜んでいただきました。
最後に空気も規定圧まで入れて、「これでもう少し、軽く走れるようになりますので、月に一回空気を入れて、この空気圧を保ってください」とお願いしました。
一つ、お客様には申し上げませんでしたが、問題がありました。
ホイールを外す際に、ブレーキワイヤの固定ナットがなかなか外れませんでした。
ワイヤーを通す方の部品のネジ山がありません。
中古ですが、部品を交換して取り付けました。
原因はナット側で、ピッチの合わないナットを無理やり締め込んでありました。
どなたの仕事かは分かりませんが、自分はやらないよう、ネジの締め付けは、手でやる習慣を大事にしていきたいと思います。
« シュワルベの英式バルブでの空気圧変化測定開始 | トップページ | 寒かった~ »
「自転車出張修理」カテゴリの記事
- 今日から、暫く雨天休業?(2023.05.29)
- スポーツ車には専用の空気入れが必要なことがあります。(2023.05.27)
- ちょっと忙しい一日(2023.05.26)
- チェーン滑り解消(2023.05.25)
- 久しぶりのバルブ根元パンク修理(2023.05.22)
コメント