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2016年10月の38件の記事

2016年10月31日 (月)

ちょっとのんびり

今日は、昨日ご依頼を頂いたのですが、時間が調整できず今日に延ばしていただいたお客様の修理です。

「前のホイールがおかしくなって」「実は転んだんです。」「ガードレールとぶつかって」

とのことで、ホイールのゆがみ、フォークの変形まで覚悟してお伺いしたのですが、ホイールに大きな衝撃はかかっていなかったようで、ブレーキの取り付けな左右バランスが狂っただけでした。

ホイールに若干の振れは有ったので、振れとり。
FDのロー側でワイヤーが弛んでいたので、ワイヤー調整

その他注油、点検で終了です。

ついでにとのことで、パンク修理をもう一台承りましたが、スーパーバルブの外筒と当たる部分のゴム寿命による漏れで、パンクはありませんでした。

 

幼児車はだいぶ形になったのですが、ネジの錆を落としながらなので、進みが遅いです。

残りは、チェーンカバーの取り付け、ブレーキのワイヤー張り、BBの玉当たり調整、ペダルの取り付け、グリップの取り付け、シートピンの錆落としぐらいなので、ちょうど明日の雨が降っている間には仕上げられるでしょうか?

皆さん寒くなって自転車に乗られる機会が減ったのか、ちょっとご依頼が少なったかもしれません。

2016年10月30日 (日)

今日はパンク?3件

今日は、パンク?のご依頼が3件でした。

一件は別記事に記載した通り、異物パンクでしたが、
一件は、トップナットの緩みによるエアー抜け

もう一件は、空気入れの使い方が分からなくなったお客様でした。
フレンチバルブでお持ちの空気入れは、仏式、米式の共用の空気入れです。
お借りして空気を入れたのですが、バルブから空気が入っていきません。
いつもの持参空気入れでは、入りますのでバルブに不具合はありません。

口金を開けてみましたが、バルブを締め付けるゴムは、仏、米共用です。

もう一本のタイヤでも試してみると、こちらは、バルブが口金の奥まで入ります。
しっかり空気も入りました。

入らなかったバルブの方も、奥まで入れると空気が入りました。

お客様にも、実習をして頂き、修理完了です。

このタイプの米、仏共用口金でした。
Gf5502

バルブを2cmぐらい押し込まないと空気が入りません。
ちょっと焦りました。

2016.10.30の異物

リピータのお客様からのパンク修理のご依頼でした。

以前の修理もパンクだったので、チューブ割れだと嫌だなと思いながらお伺いしたのですが杞憂でした。

チューブの接地面で新しいパンク穴でした。

パッチ貼りを済ませて、異物探しに取り掛かると、指先に反応がありました。
タイヤ面からも見えました。

金属の切粉かと思ったのですが、割れた金属片のようです。
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パンクを承知で走ってしまったのでとご心配されていましたが、ほかにダメージはないことをお伝えし、異物もご確認いただきました。

一安心です。

2016年10月29日 (土)

フリー内部の確認

「ハブを交換しました。」の記事で持ち帰ったホイールですが、フリー部を分解して内部を確認してみました。

今日は、風は強かったですが、さほど寒くもなかった土曜日なのに一件もご依頼がありませんでした。

ちょっと寂しかったですが、幼児車のレストアを進めながら、時間を作って確認です。

NAKANOハブと同型ですが、今まで分解したことはありません。
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フリーの蓋は、逆ネジで、窪みに4mmのHEXビットを当てて金槌で時計方向に叩いてやると緩みました。締め付けトルクは一般のフリー蓋と大差はなかったです。

蓋が外れました。
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下にベアリングの受けを準備して、スプロケットを持ち上げると分解終了です。
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ラチェットの爪を受ける部分が潰れ始めています。
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意外だったのが、爪の先端が丸いことです。
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ラチェットの遊びを減らすためかもしれませんが、ラチェットの爪を受ける部分の強度を要求する設計だと思います。

今回は、ハブごとの交換で正解でした。

【関連記事】リアハブ不具合検証

2016年10月28日 (金)

カラータイヤはお勧めしません。

昨日のことですが、バーストさせたお客様から、「再度タイヤが切れてパンクした、ミスのないよう、ちゃんと修理してください。」とお叱りの電話を頂きました。

使ったタイヤはアマゾンで購入した、KENDA KWEST の700x28Cカラータイヤ ホワイトです。

お伺いして確認した画像です。
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ビードのリム側のゴムが切れています。

ビードワイヤーがケーシングで包まれているので、普通であればこんな切れ方はしないはずです。
ケーシングの強度不足と思われましたので、初体験ですがアマゾンへの不具合による返品処理をさせていただくことにしました。

明日、着払いで発送します。
判断がアマゾンと違えば、送料が差し引かれての返金になるようです。

KENDA KWESTでも、黒タイヤはしなやかですが、このタイヤはしなやかさがなく、あまり良い印象ではありませんでした。
交換は、お客様に頼んで、パセラの黒タイヤにさせていただきました。

 

その他は、

お客様手配のロード用タイヤの前後交換。

盗難にあわれて返ってきたら、パンクしていたとのことだったのですが、タイヤが切り裂かれていて、タイヤ・チューブ交換となった修理

でした。

2016年10月27日 (木)

ハブを交換しました。

朝一で「漕ぐとチェーンが飛ぶんです。」とのご依頼です。

お伺いしてみましたが、チェーンやチェーリング、リヤフリーの歯には異常がなく、フリーのラチェット不良のようです。
いつもはオイルスプレーでグリスを流して様子を見るのですが、今日はハブ交換で対処しました。

理由はこれです。
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古いものなのでロゴが見にくいと思いますが、
偽NAKANOハブに当たりました。 で記事にした、VPのグループ企業MODUS 生産による「NAKANO」ロゴのハブです。

古くから、品質に問題があったようです。
まだ開けていませんが、開けて中がどうなっているのか、楽しみです。
【関連記事】
フリー内部の確認
リアハブ不具合検証

 

先日来、作業しているロードのコンポ載せ換えは今日で完了しました。

「電動コンポが動作しません。
元通りにつないだつもりなのですが、配線ミス?接続不良」
と書きましたが、配線にミスはなく、操作法がよくわかっていなかっただけでした。
マニュアルとまた首っ引きで調整、動作確認まで終了して、お引き渡ししました。
出向いての、複数日を要するお仕事は、今後はお引き受けできないと思いますとお伝えしました。

お客様は、あまり束縛しあわないで、気楽に一緒に走れる仲間をお探しとのことでした。
川越近辺で、ピナレロ DOGMA F8 Xlightに乗られている方は少ないと思います。
見かけたら、声を掛けてあげてください。
取掛り
続き

 

今日の最終は、
ピストのパンクです。
ダブルウォールリムでニップル穴でチューブが伸びてのパンクです。
リムバンドを2重にし、これで4個目なのでチューブも交換しました。
あまりまともなリムバンドのかかっていない自転車が増えているようです。
高圧用のリムバンドを常備します。

2016年10月26日 (水)

連日のショック

今日は、ロードのコンポ載せ換えで一日が終わりましたが、まだ完成していません。

10月21日 (金)から継続のピナレロ DOGMA F8からピナレロ DOGMA F8 Xlightフレームへの全コンポ付け替えです。
ハンドルバーとチェーンは新しくなりました。
ブレーキのワイヤリングは完了です。
前後ディレーラーも組み付けました。
電動コンポのケーブルを取り外し、新フレームに移しました。
BBとチェーンリングも移し替え完了です。
サドルとシートポストもサドルの水平を出して取り付け完了です。

何が残ったか?

電動コンポが動作しません。
元通りにつないだつもりなのですが、配線ミス?接続不良のようです。

マニュアルを準備して、再度訪問です。
取掛り
完了

 

 

コンポの移植作業中に3件の電話を頂いたようです。
一件目は、虫ゴム不良と思われるパンク修理のご依頼でした。
ご自分での虫ゴム交換をお勧めして、レクチャー中に、2件の電話を頂いたようです。
着信の表示に気づいたのははるかに時間が過ぎてからです。
今日のお伺いは無理だったので、こちらからの掛け直しは致しませんでした。

せっかく頂いたご依頼に、応対もできなかったことがつらいです。

割込通話の申し込みをしました。

2016年10月25日 (火)

素性の良い幼児車

10月20日から、レストアを開始した、庭に放り出していた幼児車ですが、見立て通り素姓のいい自転車でした。

今日は、あまり時間が取れなかったのですが、さびたハンドルをワイヤーブラシで磨いてみました。
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左が、未処理、ハンドルの右側をワイヤーブラシ(真鍮)で錆落とししました。

深い錆もあってちょっとあばたが残っていますが、錆止めの塗布をすればそのまま使えそうです。

このほかは、MTBのスタンド取り付け、昨日バーストさせたチューブの交換、ご予約を忘れてしまってお客様から催促されたBMXの組立でした。

ミスが続きました

昨日最後にタイヤ交換をしたしたお客様から、朝一で「パンクしていてくうきがはいりません。」とのお電話です。

久しぶりでリム噛みパンクを起こしてしまいました。
暗かった事や、白いタイヤで汚れた手で触ることを躊躇してしっかりチューブのセットを確認しなかった所為です。
ただただ反省のみです。

もう一件のミスは、ご予約のお客様から「いつ来られますか?」とのお電話です。
昨日、4台のタイヤ・チューブ交換を中断して、ご予約のお客様宅へお伺いする途中で頂いたご予約でした。
予約ノートには、しっかりと記載していたのに、すべての修理が終わって帰宅した時には、すっかり失念していました。
いつもは朝一で予約ノートを確認するのですがそれもしていませんでした。
予約ノートに書くだけではダメそうなので、もう一つアクションを増やしてしっかり頭に入れることにします。

仕事が終わって自宅に戻った時に、カレンダーに予約の転記をします。

2016年10月24日 (月)

タ・チ交換の日

今日は、朝一のパンク修理を除いて、タイヤがらみの交換の日でした。

一カ所でこれだけタ・チ交換です。
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20x1.75が8本、4台の前後タイヤ・チューブ交換です。

途中で、もう一軒ご予約のタイヤ・チューブ交換です。
近くに自転車屋さんはあるのですが、猫好きで、口コミの評価が良かったとのことで声をかけてくださいました。

終わった後、もう一軒、前後タイヤ交換でした。
先日、タイヤ起因のパンクで前輪のタイヤ・チューブ交換をさせていただいたのですが、元のタイヤが白で、交換用は黒しか準備していませんでした。
やはり、前後白がいいとのことで、消耗もあったので、再度前後タイヤ交換となりました。

2016年10月23日 (日)

いたずら?

今年の2月に訪問したお客様から「パンクしたんです。」とのご依頼です。

遅い時間でしたし、携帯画像なので分かりにくいですが、
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以前のパンクの近くです。
画像を見るまで気づきませんでしたが、四角っぽいパンク穴です。

チューブに擦れ跡はなく、タイヤサイドのパンクです。
暗がりで、タイヤの中は画像になりませんでした。
タルク粉をまぶしたら、タイヤのパンク穴が浮かび上がりました。
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パンクしたのは、スタンドを掛けて、バルブの重さでちょうど荷台の下に来る位置です。

タイヤ内部にもパンクの原因になる異常はなく、お客様に、「いたずらによるパンクの可能性をお伝えしました。

2016年10月22日 (土)

新しい工具が仲間入りしましたが

仲間入りした新しい工具は、エンド修正工具です。
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CULTURE L710のエンドの平行を確認したくて購入しました。
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エンドの平行は、問題なさそうでよかったのですが、エンド修正工具として使用するにはフレームの前後、上下を固定する必要がありました。
固定式のメンテナンススタンドを持っていないので、しばらくの間は、エンド精度測定用です。

今日は、パンク修理2件、ニップル飛び1件、チェーン外れ1件の修理でした。

2016年10月21日 (金)

今日(2016.10.21)の修理

今日は

チェーン伸び
チェーン引きが一杯でも弛んでいたので、2駒詰めましたが、それでちょうどいい感じです。
チェーンリングからも、スプロケットからも異音はなく、元のチェーンが長めだった気がします。

ペダル交換
何かにぶつけられたようで右ペダル破損です。
右ペダル軸のネジが焼き付いているのか、ペダルレンチを金槌で叩いても緩みません。
同じ歯数の中古右クランクがあったので、クランク毎交換です。
左ペダルは、ペダルレンチを金槌で叩いて、外すことができました。
ネジ部にグリスの形跡はありませんでした。

ロードの新フレームへの部品移植
リピータのお客様ですが、
ピナレロ DOGMA F8からピナレロ DOGMA F8 Xlightフレームへの全コンポ付け替えです。
今日は、コラムカットとハンドルの取り付け、前後ブレーキの移植までです。
細かなところでは、Di2仕様なので、フレームへのワイヤー通し窓のパーツ交換とブレーキワイヤーの通しガイドの取り付けが終わっています。
前回の組立時にはワイヤーガイドを通すのに四苦八苦明日のですが、今日はフロントフォークを外して、ヘッド部から抜いたのですんなり通りました。
まだ完成まではしばらくかかります。
続き
完了

合間に、幼児車のレストアもやっているので、少し忙しいです。

明日は、2件のご予約を頂いていますので、寝坊できません。

2016年10月20日 (木)

塗料の試し

庭に転がしていた幼児者を引き取って頂けることになり、お引き渡しに向け清掃と調整にかかりました。

メッキ部分の錆が酷いため、錆落としをしてもあまりきれいにはなりません。

以前からちょっと気になっていた染めQのメッキ感覚を試してみました。
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泥除けステーです。
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ワイヤーブラシで処理後です。              メッキ感覚塗布後です。

クロムメッキと同等まではいきませんが、磨いたアルミ、ステンレスに近い質感です。

屋外品には使用しないで下さいと書かれているので、自転車用には使えないのでしょうがとりあえず、クリーアーを掛けておきました。

屋外での使用経験が見つけられなかったので、暫く様子見です。

2016年10月19日 (水)

擦れパンク2台

「2台パンクしているんです。」とのことでお伺いしました。

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ずいぶん引っ張られているので、擦れパンクは思った通りだったのですが、チューブが収まるかちょっと心配でした。

2台とも、KENDAの厚みのあるチューブだったのですが、復元が良く、ちゃんとタイヤ内に収まってくれました。

パンク個所はバルブ近くだったのですが、パッチの付きも良く、好きになれそうなチューブです。

お客様への修理結果ご連絡

本日、駐輪場でご不在時の修理を行いました。

パンク修理のご依頼だったのですが、少しタイヤのダメージが大きいです。161019_140235

タイヤの中に、当て物をしました、
161019_140351(パンク修理用のパッチシートを裏地毎です)

タイヤの傷に拡がりは見られませんが、傷が拡がるようなら、タイヤの交換が必要です。
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ちょっと注意してください。



毎月19日は、自転車の空気を入れる日です

今日19日は、自転車の空気チェックと空気入れの日です。

「毎月19日は、自転車の空気入れをしましょう。」 

今日も自転車に、10分だけ、愛情を注いで下さい。

自転車の、パンクの8割は「リム打ちパンク」と「チューブ擦れパンク」で占められています。

どちらも、空気をしっかり入れる事で,ほとんど防げます。

異物を踏んで起きる、パンクも、空気がしっかり入っていると、路面との接地面積が少なくなるのと、タイヤが異物を弾いてくれる事で、いくらか防げます。

親指でタイヤの側面を押しても、ほんの少ししかへこまない程度まで、空気を入れてください。
自転車に乗った状態で、タイヤと路面の接する長さが10cm程度が体重で補正した最適の空気圧です。
(軽快車の場合です。スポーツタイプでは、タイヤの適正空気圧が異なります)

不調な空気入れも、パッキンの交換や、油切れを補充してやることで治る場合が有ります。 

空気を入れてやることは、自転車にやさしいだけではなく、乗る人にとっても自転車を軽く漕げるという良いことがあります。
今日の十分は毎日の通勤通学の時間を1~2分縮めてくれるかもしれません。

タイヤの設置面積を減らし、タイヤの変形による転がり抵抗が少なくなります。

2016年10月18日 (火)

ご予約を失念

今朝は、駐輪場からのご依頼でMTBのスタンド取り付けのご予約を頂いていました。

駐輪場に置かれている時間が8時?までとのことで、7時半にお伺いする約束だったのですが、ご予約いただいていたことに気づいたのが昼の12時過ぎです。

駐輪場の担当の方の勤務時間も過ぎており、ご連絡できませんでした。

次回の勤務日が木曜日とのことですので、次回は必ずお伺いいたします。

申し訳ありませんでした。

 

落ち込んでいましたが、シリコーン虫ゴムの見積依頼を3社にしました。

内容は、高強度シリコーンで、硬度40,2x3.2mmの製造です。

太陽興業株式会社
サンポリマー株式会社
日星電気株式会社

です。

早速、電話を頂いたところがあるのですが、

硬度40は難しい(肌が荒れる)
材料が一袋20kとなる
シリコーンは高強度でも、機械的には引き裂きに弱い
空気の漏れが大きい

とアドバイスを頂きました。

2016年10月17日 (月)

変速機交換のご依頼でした。

リピータのお客様から、以前に修理させて頂いた自転車とは別の自転車の修理のご依頼です。

「変速するところの部品が、言いようがないほどおかしくなっているので、見てください」とのことでした。

お伺いすると、変速機のテンションプーリーが欠落して、ガイドプーリーも取り付けネジが緩んでいました。

ケージの内側プレートには、チェーンで削られた跡がありましたが、大きな変形はなかったので、手持ちのガイドプーリーを取り付けました。

チェーンがトップのスプロケットからも外れていたので、可動域の調整です。

結果こうなりました。
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見た目は、削り跡も隠れていて、正常に組立できました。
暫く、これで様子を見て頂きます。

可動域の調整ネジは、自転車技士・安全整備士の実技の必須項目ですが、修理にお伺いすると調整が必要な自転車に良く遭遇します。

組立時に、調整をしていないのか、調整がずれるのか、倒れて曲がってしまうのか?
今回のケースは、トップ側なので、曲がりは考えられません。
調整がずれないか、注視したいと思います。

ガイドプーリーやテンションプーリの固定の緩みは今までの、部品の組み立てでは考えられません。
SHIMANOの製造管理も甘くなったのでしょうか?

2016年10月16日 (日)

虫ゴム切れ

「パンクしたんです。」とのことでお伺いしましたが、虫ゴム切れです。

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9月11日に交換したシリコーン虫ゴムです。
これは前輪でしたが、後輪も、虫ゴムを従来品に変えようとして引っ張ったら切れました。

このシリコーンゴムは汎用品ですが、キーボードカバーなどに使う高強度シリコーンという製品があります。
高強度シリコーンでは2x3mmのチューブが見つけられず、試用していましたがこれはさすがにまずいので、試用を中止します。

高強度シリコーンで使えそうなチューブが見つかったら、試用を再開します。

リムテープ代わりの荷造りテープ

ダブルウォールのリムですが、ゴムのリムバンドしか掛かっておらず、リム穴でチューブが膨らんでパンクしたお客様です。

空気圧を高めに入れておられるので、リムバンドが空気圧に負けていました。

対処したのは今年の9月11日ですが、使える確証がなかったので記事にはしませんでした。

ホームセンターで購入した18mmの荷造りテープを4層重ねています。
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空気圧4気圧程度のダブルウォールリムなら、十分使えそうです。
どの程度の期間使えるか、しばらく追っかけてみます。

用心のため、ゼファールの布製リムテープは準備しています。

【2017.03.07追記】
タイヤ交換で訪問時確認しましたが、正常に機能していました。

2016年10月15日 (土)

Windows10 新規インストール

Windows10が起動不能になって、手持ちのハードディスクにWindows8.1を入れて使っていましたがディスク容量が足りずに残量0になってしまいました。

Windows10が起動不能になったハードディスクは、不良セクターが一杯あるようで不安なのですが、背に腹は代えられず、一旦全ての領域を削除し、Windows10を新規にインストールしました。

今日まで知らなかったのですが、Windows10って、マイクロソフトのサイトから無料でダウンロードできるんですね。

修復インストールをして、プロダクトキーを取得して、あらためてWindows10の新規インストールです。

今のところ順調に動いていますが、またアプリのインストールをしないといけません。
ちょっと憂鬱です。

2016年10月14日 (金)

空気圧減少確認実験開始

毎月19日に自転車の空気を入れようとブログで発信しています。

実際に、一カ月でどのくらい空気が減るのか知りたくなりました。
自転車探検のサイトに空気圧低下日数 計算機がありましたが、あくまで目安とのことで実際の空気圧低下を測定してみたいと思います。

修理に実際に使用しているチューブで測定してみたくて、乗車時の空気圧記事の圧力計と英→米アダプターを購入しました。

英→米アダプターの空気漏れを2週間チェックしていましたが、大丈夫そうなので、測定の準備に入ります。

気温や他の条件でも減少率が変わるかもしれないので、基準の試料を決めて比較で評価できるようにしたいと考えています。

ホイールは同じものがないので、ステンレスとアルミリムです。
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基準に使うチューブはシンコーの通常品です。
タイヤも、シンコーのL/Lを使います。
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今は3.7気圧でタイヤの成長待ちです。
自転車では、あまり問題にされませんが、こちらのサイトに記載があったので、タイヤを空気圧なじませています。

今日から1週間なじませて、3気圧に調整して、一か月後に空気圧を測ります。

201610.14の異物

昨日修理依頼を頂いて日をまたいで今日見つけた異物です。

暗い中での修理だったので、異物が見つけられるかちょっと心配しながらの修理でしたが、タイヤ内を指で探って当たりがありました。
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細い釘か、画鋲の針のように見えます。

2016年10月13日 (木)

やっていて良かった各部点検

どんな修理のご依頼でも、よほど急ぎでなければ各部点検と注油をしています。

良く見つける不具合は、BBのガタ、ヘッドのガタ、ブレーキ調整不良、チェーン伸び、スポーク折れが有ります。

今日の修理で、前ブレーキの遊びを確認した際、重さを感じ、注油時に再確認して、見つけました。
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前ブレーキのアウターが籠と干渉してキンク(折れ)が発生していましたが、インナーケーブルも切れかかっていました。

お客さまにお伝えして、ワイヤー交換をさせて頂きましたが、ブレーキの不具合だけに、点検をする癖を付けておいて良かったと思えた修理でした。

2016年10月12日 (水)

まずい仕事の進め方の一日

昨夜のメールを見落としたのと、歯痛で進まなかった受注処理を遅くまでやって寝坊したしたせいですが、

1.寝坊したために、電話を取れずお客様から3度もお電話を頂いてしまいました。

2.メールの確認が遅れ、今日出来るはずの修理が明日になりました。

3.電動バイクの充電を忘れ、家内に仕事に車で同行してもらう事態になりました。

これは日常的に起きることですが、

4.700cのタイヤ・チューブを常備していないため、取りに戻っての再訪問

5.急ぎのご依頼だったのですが、予定が詰まっていてお受けできませんでした。

なるべく仕事は翌日に回さないように心掛けているのですが、ご依頼を頂く時間帯が、朝と夕方に集中します。
お急ぎのご依頼に対応できないケースがだんだん増えてきましたので、作業の効率化、それでも駄目なら、移動時間短縮の為、出張エリアの縮小を視野に入れざるを得なくなりそうです。

2016年10月11日 (火)

2016.10.11の異物

ちょっとびっくりの異物です。

今まで見た異物の中では最大級でしょうか。
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探すまでもありませんでした。

中はこんなです。
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当然ですが、チューブの反対側まで貫通で、リムにも傷がついていましたが、リムの傷はリムテープがしっかり覆って呉れていました。

今までと同じ最短距離の撮影でははみ出しそうです。
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リム側には、パンク穴が3~4個ありましたが、チューブ全周を覆う形で一枚のパッチで対処です。

マルニのパッチシートはハイパッチよりも接着性が良い気がするのは、気の所為でしょうか?


2016年10月10日 (月)

虫ゴムの製造メーカーを見つけました。

国内で虫ゴムを製造しているメーカーです。

https://www.muneta-net.com/products/index/11

こちらの虫ゴムのサイズ表記は2X3,5mmです。

諦めると書いたら見つかりました。

http://www.fuso-seiki.com/seihin/

注文しましたが、バルブ根元のパンク修理用ではありません。

歯痛が酷くなりました、明日歯医者さんに行きます。
予約は、火曜日、金曜日にいれます。
暫くの間、火曜日、金曜日はご不便をお掛けするかもしれません。

2016年10月 9日 (日)

22インチ軽快車

昨日のことですが、修理中にご依頼のお電話を頂きました。

「帰宅中にズボンの裾を後輪に巻き込んでしまったんです。」とお困りで、少しでも早く来てほしいとの切迫感のあるお電話でした。

「すみませんこの後もう一件ご依頼を受けているのですぐのお伺いは無理です。」とお答えして「ほかにも出張してくれる自転車屋さんがあります。」とお伝えしました。

次の修理に向かう途中で再度のお電話を頂き、他は駄目でしたとのことで、次の修理は大急ぎで片づけてお伺いしました。

後輪のブレーキドラムとハブフランジの間にズボンの裾が巻き込まれていて、なるべくダメージなく取り外してほしいとのことで、後輪をフレームから外し、バンドブレーキのドラムを外して救出です。

せっかく外したので、チェーン調整とハブ軸の玉当たりを調整してお引き渡しした後の帰路で、再度お電話を頂きました。

「スピードを出して前輪のブレーキを掛けるとがくがくするんです。」「後が気持ちよくなったので気になるんです。」とのこと、再度お伺いしました。

サイドプルブレーキのアームの遊びを取っても、ヘッドの玉当たりを調整しても解消しません。

ブレーキに何か当たっている気がして、ブレーキを掛けながらホイールを回すと、一回転ごとにブレーキに当たりがあります。

リムを確認すると、段差で打ったのか、一部膨らんでいました。

本来はリム交換のレベルですが、
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お母さんが使われていた自転車とのことで、20年以上前の自転車ですが、ステンレスリムが埃を払うとピカピカです。
しかも22x1 3/8のJISマーク付きリムです。

こんな品質のリムを入手するのは無理だと思えたので、イレギュラーですが、金床と金槌を使って、膨らみの修正です。指であたりを取りながら、リムのサイドの膨らみだけ修正しました。

何とか、ブレーキの当たりは違和感がないところまで修正できました。

このリムのメーカーをご存知の方はいらっしゃいますか?

2016年10月 8日 (土)

久しぶりのスライム(パンク防止・修理剤)トラブル

「前のタイヤがパンクしているようなんです。」とのご依頼です。

状況をお伺いすると、「空気を入れると、空気を入れるところからシューッと抜けるんです。」

どのくらい使われていますかとお伺いすると、「買って5年ぐらいで、買ってからタイヤは交換していません。」「子供の送り迎えに使っています。」

とのことで、「虫ゴムの不良かもしれませんね?」とお伝えしてお伺いしました。

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右が前輪の虫ゴム、左は後輪の虫ゴムです。

色からもお分かりの通り、スライム(パンク防止・修理剤)によるバルブコア侵しと、虫ゴムの劣化です。

お客さまとスライム(パンク防止・修理剤)を抜くご相談もしたのですが、自転車を使われるのがあと3年ぐらいとのことでスライム(パンク防止・修理剤)抜きまでは行いませんでした。

タイヤ・チューブ交換までバルブコアが持ってくれれば良いのですが・・

2016年10月 7日 (金)

エアー漏れ

昨日の修理で、虫ゴムをシリコーンチューブに交換し、水調べの際、トップナット脇からのエアー漏れがありました。

トップナットは手で固く締めた結果でのエアー漏れなので、気掛かりです。


再発しなかったので、トップナットを緩めての再現画像です。
実際はもう少しゆっくりと気泡が出ていました。

その後は、自転車出張修理 じてんしゃ屋さんの記事をまねた、バルブ水漏れチェッカーで、確認しています。
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やはり、もう少し柔らかめで、厚みのあるシリコーンチューブの方が安心して使えそうです。

2016年10月 6日 (木)

チューブを交換したかった

アクティブスタイルの記事と同じ自転車の修理です。

パンクとのことでしたが、リング錠が施錠されていて、鍵がありません。

よくあることなので、あまり気にせず修理を始めたのですが、パッチ下のチューブ割れです。

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どうしたらこんなになるのとの思いましたが、

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パッチの端が、チューブ内に潜り込んでいました。

パンク穴が大きく、しかもバルブ付近で厄介そうです。
大判パッチで対処しましたが、空気を入れてしばらくすると、パッチ脇からエアーが漏れました。

あまりきれいな修理にならなかったので、絵はありませんが、チューブの内面にもパッチを貼り、両面から抑え込んで何とか処理できました。

このほかにも擦れパンクが2カ所あり、大判パッチで対処しましたが、流石にこのレベルのパンクはチューブを交換したかったです。

お客様には状況をお話し、なるべく早い機会にチューブ交換をさせてくださいとお願いしました。

2016年10月 5日 (水)

またアクティブスタイル

先日に続いてアクティブスタイルの修理でした。

修理内容は、別記事にしましたが、修理時に気づいた不具合です。

161004_134951
ホイールが、フレームのセンターにいません。

チェーンの張りも強かったので、併せて、調整しました。
161004_135444

少し乗りやすくなってくれたでしょうか?
リング錠が施錠されていたので、確認できなかったのが残念です。

全体点検時に、こんなシールを見つけました。
161004_134637

以前に、サイクルプラスさんの記事で見かけた時は、あまり気にしなかったのですが、自分の守備範囲に入ってくると、補修部品の有無や、入手方法が気になります。

舐めないように、気を付けなくては・・・

2016年10月 4日 (火)

合格しました。

皆様から、いろいろ励ましをいただきましたが、無事「自転車技士証」と「自転車安全整備士之証」が届きました。

Img002
自己採点では不合格だったので、ちょっと複雑ですが、有り難く頂くことにいたします。

自己満足の為の受験でしたので、ホームページ等に番号等の記載は致しません。

2016年10月 3日 (月)

自転車柄のトランクス

家内と娘が買って来てくれました。

160927_213902160927_213902_1


私の仕事に合わせた自転車柄のトランクスです。

こんな遊びは嫌いではないのではきますが、ちょっとおもちゃにされているようです。

ほかにもキティちゃんや、ミッキーマウスなどあったそうです。(しまむらにて)

2016年10月 2日 (日)

リムラインが出ない

今日は、前後タ・チ交換2台、錠交換1台、パンク修理2台のご依頼でした。

前後タ・チ交換はいつもの自転車なので大分手順が確立出来てきました。
概ね2時間半で終了です。
目標の後輪20分、前輪10分までもう少しです。残りの20分は各部点検、注油、清掃、乗車点検時間で一台の目標時間が50分です。

鍵交換と2台のパンク修理ですが、
鍵交換は久しぶりにカナノコを使いました。
ゴリンの丸棒閂です。

2台のパンク修理は、いずれも虫ゴム劣化でパンクチェックで終わりです。

問題は、ここからで一台のタイヤのリムラインが出ません。


タイヤの外周が振れています。

ビードが上がっていません。
161002_140904161002_140936
埃っぽいところは、今までビードが上がらないまま、使われていたところです。
タルク粉を使い、一生懸命揉み上げて、リムバンドの位置も確認しましたが、ここまででした。

リムとタイヤの間にシリコーンスプレーを吹き、空気圧を4気圧まで上げて、ようやく「パン」と気持ちのいい音がしてビードが上がりました。
161002_141620

当然ですが、前輪のリムラインも出ていません。
161002_142006
こちらもシリコーンスプレーと、4気圧でビードを上げました。

リムはメーカー不明でサイズ刻印のみ。
161002_141945


自転車にはメーカ名の表示はなく、こんな商品銘版です。
161002_140634

ビード上げに使ったシリコーンスプレーです。
161002_142438

それなりに古い自転車ですが、乗車点検では気持ちよく、踏んだだけ走る自転車でした。出荷時にタイヤをきちっとセットしていてくれれば、好きになれる自転車だったのに残念です。

【2016.10.07追記】
コメントでもご指摘いただいていますが、信越シリコーンのサイトの「腐食性、他材料への影響」項目に「ゴム、プラスチックの一部には高温時に可塑剤が抽出されて容積、重量が減少する場合があります。」との記載がありました。

ビード上げには、シリコーンスプレーは使わず、薄めた中性洗剤またはノンシリコーンのビードワックスを使ってください。

2016年10月 1日 (土)

スペシャルGバルブ不具合

久しぶりで、スペシャルGバルブの不具合です。


トップナットの脇からの空気漏れです。

バルブの外観上は特に問題がなさそうなのですが
161001_162602

通常のバルブに交換しました。

ブログ閲覧数推移

ココログのアクセス解析が変更された2013年12月からのアクセス推移を確認してみました。

記事数が増えることで偶には読みたい記事が書けているのでしょうか?

時間の経過、記事数の増加に比例してアクセス数が増加しているのが良く判ります。
Chart
グラフでは、20,000アクセスに見えますが、目盛の数字が間違っています。
月間の最大アクセスは15,000です。

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