謎のパンク
「今日は9台の自転車を触りました。」の記事で、2日目に再訪しサイドのパンク修理をしたと書いたお客様から、昨日「また空気が抜けています」とご連絡を頂き、結果としてはチューブ交換になりました。
昨日はバタバタしていて、検証できなかったのですが、今日、今後の勉強のために、パンク個所をチェックしました。
ところが、パンク個所はありません。
チューブ単体で、これだけ膨らませましたので、過去の経験からは1週間で空気が抜ける穴まで見つけられる膨らみです。
これが最初の修理跡。
分かりにくいですが、これが反対側の2回目の修理跡。
パッチとパッチの間です。
実は、疑っていたのは、新しいパンク穴ではなく、2回目の修理のパッチ剥がれですが今の時点ではしっかりくっついています。
でもそれなら、なぜ空気が抜けたのとなりますが、新しい穴がなく、1日放置して状況が変わるのは、接着部しかありません。
2回目の修理後、チューブの伸びでパッチが剥がれ、空気が抜けたことで再度パッチが張り付いたと結論しました。
結果としては修理ミスです。
バルブの付近は元々バルブベースが有って、チューブは他の部分より伸びが大きくなります。パッチを貼ると、画像のようにパッチ部分の伸びも無くなりますので、さらにチューブの伸び率は大きくなります。
もう少し柔らかくて伸びやすいパッチがあればバルブ付近のパンク修理の不安が減るのですが、今のところ手持ちでこれ以外に使えるパッチは、超薄型パッチだけです。
次のバルブ付近のパンク穴の時は、超薄型パッチを試してみます。
チューブと一緒にパッチも伸びてくれて、しっかり貼り付いてくれればいいのですが。楽しみです。
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