ホイール仮組10分切り
手順の検討と、治具のおかげでホイールの仮組が10分を切りました。
携帯動画なので、画質はよくありませんが、達成の動画です。
まだ仮組なので、この後、振れ取りとスポーク張りの作業は残っていますが一応仮組の目標時間は達成です。
途中何度かニップルを落としてドラバーに再セットしていますが、ニップルスタンドを作ったのは正解でした。
ニップルスタンドは、加工しやすい木を使ったのですが、何度か仮組を試行して軽すぎたので有り合わせのウエイトを表面テープで貼って使いやすくなりました。
ニップルが減っていくのが快感です。
ニップルビットは、ドライバーとニップルの溝が勝手に合ってくれるので使いやすいです。
スプロケット側のスポークをゴムで纏めているのは、以前見つけた動画からの借用ですが、これのおかげでスポークが絡まず、作業しやすいです。
去年のホイール組の時はハブのスプロケット側を上にしてスポークを通していましたが、今回からスプロケット側を下にして、JIS組の通し方で右にスプロケット側のスポークを通しています。
スプロケット側のスポークを通し終わったところで、ハブを上下反転させて、スプロケット側のスポークをゴムで纏め、反スプロケット側の上からスポークを落としていきます。
スポークを持ってハブをぶら下げるようにするとスポークがうまく纏まってくれます。
スポークを2本づつ取っていますが、スプロケット側も、反スプロケット側も必ず右にスポークの頭が見えるスポークのペアです。
いろんな手順や治具を準備しましたが、実際の修理や整備には殆ど役に立ちません。
あくまでも、試験対策です。
実際にホイールを組む際はJIS、イタリアン、反イタリアン、片タンジェント等、お客様の要望や用途で組み方が変わりますから都度手順を考えることになりますし、使用するスポークの長さの選定から必要になります。
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あのこらさん、こんばんは!
箕浦の振れ取り台購入してから車輪の組み方で改めて見ていますが
最初は全然分からなかったのですが、悩みつつ何度も組むと面白いですね。
試験の実技対策で要領よく車輪の組み方が分かり大変助かりました。
ありがとうございます。
今まで通しのハブで組んだのですが
先日BSスプリンターが引掛けタイプではどう組むか?で悩みました。
スポークにニップルを仮締め固定でリムのスポーク穴からスポークを入れてハブの引掛け部分にエルボの部分を一本一本と組みましたが…?のまま中古の見本を見ながら出来ました。
外装5段後輪はJIS組みだったのをイタリアンにしましたが色々と組み方があるのでしょうが
どういう組み方が最善かまだ分からないですが
古いMARINのMTBは前がイタリアンの6本組で後は逆イタリアンで8本組で
色々と用途で違う組み方があるので奥が深いですねw
投稿: 力太郎 | 2017年2月 8日 (水) 19時06分
力太郎さん コメントありがとうございます。
ひっかけ式のスポーク通しは、私も力太郎さんの手順と同じです。
ホイール組で、拘られている出張修理屋さんはうみさき自転車商会さんですね。
http://www.umisaki.com/search?q=%E3%82%B9%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%82%AF
スポークに掛かるストレスと、ホイール剛性のバランスをとる感じですから、暫くは組みやすい方法でいいと思います。
投稿: あのこら | 2017年2月 8日 (水) 20時08分