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2016年3月28日 (月)

ネット購入自転車の組み立て時の注意

ネットで購入され、ご主人が組み立てられたそうです。

九部組みで、前輪とペダルを取り付けるだけだったそうですが、ちょっと組み立てのミスが有りました。

ペダルがクランクに根元まで締め込まれていません。
160328_104420
締め込めなかったというのが、正しいのでしょうか。

ペダルには、左右が有ります。
それぞれ、右ネジと左ネジになっていて、左右を間違えるとこうなります。

一番覚えておいて欲しいのは、よほど特殊な使い方をしない限り、ネジは手である程度締め込めるということです。

自転車のへダルも左右を間違えなければ、普通は隙間が無くなるところまで、手で締め込めます。

出来れば、締め込む前にネジ部にグリスを塗ってやってください。

一番確実な判別法は、
160328_104458
この画像では見ずらいですが、ペダルの軸にLの刻印のあるペダルが左用です。

今回は、鉄クランクでしたので、へダルタップを掛けずに、クランク裏からへダル軸を通してネジ山を復活させました。

無事に、左右のペダルを正しく取り付けできました。

あと2点追加です。
ネットで購入された自転車は、タイヤに既定の空気圧まで空気が入っていません。
乗る前にしっかり空気を入れて下さい。

スポーツ車(クロスやロード)を購入される時は、バルブの形式に注意が必要です。
仏式(フレンチ)バルブで、空気が入らないと、ご相談を受けることがあります。
仏式(フレンチ)バルブでの空気入れはこちらで記事にしました。

ネットで自転車を購入されることを否定はできませんが、組み立てや使用にはこんな知識も必要です。

ネットで気に入った自転車を見つけたら、近くの自転車屋さんで組み立てて貰えるか聞いてみてください。
親切な自転車屋さんなら、送り先も自転車屋さんで良くて、廃材の処分まで引き受けてくれるかもしれません。

自転車屋さんで断られたら、お住まいの地域で自転車出張修理を探してみてください。
出張修理屋さんは、自転車の販売はしていないところが多いので、大抵の出張修理屋さんで組み立ては引き受けてもらえると思います。

個人的には、仕入れリスクが減る分、自転車屋さんにもメリットがあると思っているのですが、・・・

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