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2016年3月22日 (火)

左ワン 外れました。

今日は、2件のパンク修理です。

1件は擦れパンクで、大判パッチで対処。
チェーンの伸びと、スポーク折れも併せて修理です。

2件目は異物パンクでしたが、異物は脱落していました。
断言できる理由は、スライム入りで、タイヤの穴にもスライムが浸透していたからです。
こちらもチェーンの伸びと、BBのガタが在ったので、合わせて修理です。

実はあと2件ご依頼の電話は頂いたのですが、お急ぎで有ったため、お伺いできませんでした。
タイミングの良い時は、修理が終わる頃にご依頼の電話を頂けるのですが、一人で回っていますのと、パンクでお伺いしても不具合を見つけた場合修理をさせていただいています。
不具合がなくても、全体の点検と注油、空気入れは行っていますので、一件の修理に30~40分掛かっています。
出来れば、至急ではなく、当日中ぐらいの余裕を持ってご依頼を頂けると嬉しいです。

話は変わって、昨日工具を痛めて外れなかったOCS(セレクター)BBの左ワンですが、何とか、ワンに損傷を与えることなく外すことが出来ました。

昨日できた傷がリングのストッパーになりました。
160322_171515
先端側の傷は、今日付いたものです。
モンキーで痛めた、ナットの角はやすりで削りました。

ワンの取り付け時にグリスアップされていなかったようで、錆が出始めていました。
160322_171411
潤滑剤も回りきっていなかったようです。

長いメガネレンチを探したのですが、ナットの面幅が23mmで、適合するメガネレンチは見つけられず、23mmのソケットと40cmのスピナーハンドルで思いっきり体重を掛けましたが回りません。

1mの単管パイプで延長し体重を掛けたところで、「コキッ」と手ごたえが有りました。
工具が壊れたかなと思ったのですが、左ワンが回っていました。
こんな組み合わせです。
160322_171444

フレームだけにして暫く保管しますが、ラグ接合のフレームで、結構固いです。

自転車の漕ぎの軽さに玉当たりの強さや、スポークテンション、前後ホイールの面精度、ハブ軸の固定トルクなど、どの程度の影響を与えるのか、実証用の自転車にしようと思っています。

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コメント

力太郎さん コメントありがとうございます。
以前にも一度、単管パイプで延長して右ワンを外せたことがあるので、専用工具が負けなければ何とかなると思っていました。

リング錠は、手で操作するので、軽く動くと喜ばれますね。
同じような経験は何度もあります。

実は、自転車選びの記事を書いた後、ホイールの回転は重いのに乗っていて重さを感じない自転車に遭遇したのがきっかけです。
乗りやすいというか、乗っていて楽しい自転車の身近な例として、家内が乗っている中古で買ったドイツ製のシティ車(ペガサス)が有ります。
内装7段で、家内に合ったギヤ比が選べていることも理由かもしれませんが、同じ感覚を味わえる自転車を自分で組み上げることが今の目標です。

あのこらさん、無事?セレクターBBのワンが外れたようですが…
しっかりと固着してますね。
凄いトルクを掛けてようやく緩んだんですね!

自転車修理で修理の大小関わらず一台一台必ず点検に時間を掛けられるのは
依頼されたお客さんは嬉しいでしょうね!
以前、動きの渋い錠の摺動部に油を注しただけでも喜ばれましたw
見て見ぬ振りできずに自分がお節介で直した場所はあまり気にせず?点検で気付いて注した場所が
凄く喜ばれて…ちょっと複雑でしたが、普段使っていると
案外、動きが悪くなってても普通に平気で乗ってしまうのかな?と思いました。

ワンの外れたフレーム
どんな風に実証されるか?見てみたいですね!
色々な構想は十分練られているあのこらさんが考える漕ぎ易い自転車
度々、ブログ記事にもなっていますが
丈夫なフレームで漕ぎ易い良い自転車
乘り難いままの自転車との違いの差が大きいのに驚くでしょうね。


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