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2016年2月10日 (水)

ケーブル・ワイヤーの伸び

先日、チェーンの伸びの理由を解説しましたが、その時お約束したワイヤー・ケーブルの伸びの解説です。

ブレーキケーブル、シフトケーブルともアウター、インナーケーブルから構成されています。

実際には、インナーとアウターの間にライナーという滑りを保つためのプラスチックチューブが入っているものの方が多いのですが、この図では簡略化してライナーを除いています。

緑がアウター、赤がインナーです。
Wire
図はちょっと極端ですが、カーブ部分でインナーとアウターが擦り合って、お互いが摩耗するとインナーの通る円周が短くなって、見かけ上インナーケーブルが伸びたように見えます。

実際には、ここに至る前に、インナーケーブルは撚り線ですから、撚り線の馴染みや、曲がりに対する馴染みもあります。

こんな理屈で、自転車のワイヤーは、購入後1~3カ月で伸びに対する調整が必要になります。
面倒だからと、点検しないまま乗り続けない為にも、なるべく近くの自転車屋さんで購入することをお勧めします。

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