シリコーン虫ゴム エアー抜け-2
昨年の夏から続けているシリコーン虫ゴムのテストですが、その後もエアー抜けが再発したそうです。
お客様が、再度しっかり絞めなおして、空気を入れて下さり、トップナットの緩み以外は不具合はないとのことでした。
エアー抜け発生時にトップナットは結構強く締めたつもりだったので、シリコーン虫ゴムをすべての自転車に使用するにはトップナットの緩み止めが必要そうです。
一番手軽なのは、バルブ固定ナットを使ったダブルナット化ですが、トンボ口金との相性に不安が残り、あまり積極的に採用する気にはなりません。
緩み止めを調べていて、F-Lock(エフロック)塗布加工というのを見つけました。
こんな繰り返し使える緩み止めが現場加工で出来ればいいのですが、そのような記載は見つかりませんでした。
F-Lockのサイトを見ていて、思い浮かんだのが、ホイールスミス [Wheel_Smith]スポークフレップです。
これなら、少し時間は掛かりますが、現場加工も出来そうです。
難点は、価格と、保存性です。
ブログを読ませていただいている自転車の出張修理屋さんで使われているので、当店でもホイール組に採用すれば、保存性のことは気にしなくても済みそうなのですが、・・・
なかなか使用には踏み切れません。
もう一つの候補が、シールテープの使用です。
自己融着性が有り、多少の繰り返し使用にも耐えてくれますし、緩み止めの効果も多少はあると実感していますので、実効性が確認できれば、入手性がいいのも魅力です。
取り敢えず、シールテープから試してみようと思います。
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