2016.02.14の修理
「クロスバイクのジャイアントエスケープ R3 2016です。」とのことでしたが、
「コラムスペーサーを一回すべて落としてしまい、入れる順番がわからないため、ハンドルが不安定、固い」のを修理して欲しいとのご依頼でした。
お伺いしてみると、確かにハンドル周りの動きがごりっとしています。
開けてみると、アルミの切粉が散っていました。
リテーナベアリングまでばらして、パーツクリーナーで洗浄、グリスアップして組み上げて正常な回転に戻りましたが、ごりっとした固さの原因は、
ベアリングレースの固定用リングが正しい位置にはまっていない事でした。
古い画像の使いまわしなので、固定用リングの色も変わっていますが、画像で黄緑に見えるリングが、嵌らず遊んでいました。
通販購入の自転車とのことでしたが、組み立て中に一度フォークが抜け落ちたそうです。
フォークのセット時にレースごと抜けてしまったのかもしれません。
この後は、擦れパンクの修理と、雨ざらしになっていた古いBSの自転車の再生見積もりです。
スポークの錆とダイナモの回転不良、BBのごりっという感触以外は、取り立てて不具合はなく、タイヤもひび割れは有りますがパンクは無しで、昼間であればすぐにでも走れる状態です。
お借りして実車チェックをしましたが、非常に軽く走ります。古いシティ車ほど良く走るのはやはりフレームの違いによるものなのでしょうか?使われているパーツが少しづつ違うのでしょうか?最近のシティ車ではこの軽快な走行感は出せません。
この自転車もラグ接続の自転車でした。
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