RakuMatic分解-1
不調のRakuMaticをグリップシフトに変更したいとのご依頼を頂き、不要になったRakuMaticを頂いてきました。
一番の目的は、変速ワイヤーの確認でした。
もし、正常に動作していなければ、修理したい。
可能なら、アップダウンSWの回路が追加できないかな?などと考えています。
全体です。バックが良くないので、詳細を見たい方はクリックすると拡大します。
専用台座仕様です。
シフトケーブルのアウターは被服が破れて錆びていますが、固着なしです。
回転検出用のマグネットも健在です。
分解開始です。まず電池ケースの蓋を外します。
コインで開けられるネジ2本を緩めると開きます。
単三4本の直列です。
裏ぶたを開けると、ワイヤーが確認できます。
ネジ固定かと期待したのですが、両太鼓でした。
専用のインナーケーブルが必要です。
インナーケーブルは押し込んでやると外れます。
続けてEリングを外します。
黒ねじ以外のネジを4本外して、ワイヤー引きの部品を外すと、内部機構が見えます。
リードスイッチの配線が邪魔になって外れませんが、引き抜いてやると、配線は外れます。
黒ねじを外して、
電池ケース側のねじを3本外すと
駆動部が出てきます。
ギヤは、軸に通しているだけです。
モーターも押し込んでいるだけです。
基盤からの配線が繋がっているので、半田ごてが必要です。
オーバーランの制御だと思いますが、マイクロスイッチも結線されています。
電池ケースの、+-端子も基盤に直付けで、はんだを除去しないと、基盤が出てきません。
本業もあるので、今日はここまでです。
基盤が出てきたら、回路図に落とせるでしょうか?
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