自転車修理屋失格!
今日はとんでもない失敗の記録です。
結果としては、大事に至らなかったのですが、前ブレーキの利かない自転車を作ってしまいました。
先日のニップル飛びのホイールサイズを24インチと記載しましたが、22インチの間違いでした。
今日、組み上げてタイヤを交換しようとして初めて気が付きました。
24インチのつもりで、代替えの24インチホイールを取り付けましたから、前輪のブレーキが全く働かない状態でした。
お客様は、当然気づかれていて、後ブレーキだけで止まられていました。
何故と考えているのは、ホイール交換をした後、ブレーキの利きを確認しなかった理由です。
24インチと22インチを勘違いしたのも、当然不注意なのですが、通常の修理でも、いつもは必ずブレーキのチェックをします。
なぜ今回ブレーキチェックをしなかったのか、一つの理由は続けて何度も修理していたことです。
大丈夫だろうと思いこんでいました。
自転車を修理(触る)することへの緊張感が薄れてきていたのだと思います。
自転車を触れば、何かが変化しているかもしれない。
自転車は人の命を乗せて走っている。
良く言われることですが、段々自分の中でのお題目になって来ていたようです。
難しいですが、今回のことを教訓に、もう一度、自転車修理の仕事の怖さを肝に銘じます。
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トンサン コメントありがとうございます。
正直、まだ落ち込んでいます。
今回の失敗を忘れないために、初心に戻って修理の怖さを思い出すために、書き留めてお守り代わりに目につくところに貼っておこうと思います。
投稿: あのこら | 2015年11月20日 (金) 09時19分
うーん、それは自転車屋さん失格ですね。
いつもはやっている事がなぜ抜けてしまうか・・・
僕にも働いているときにありました。
やはり忙しい時です。
昼間の仕事の他に夜間作業の予定が入っていました。
忙しいので残業を続け、そのまま夜間作業の現場に向かい作業する段になって失敗に気づきました。
自分の失敗のために、作業予定をしていた別会社の人・お客様・会社の仲間・・・大勢の人たちに迷惑をかけてしまいました。
あれもこれもできそうだと、慢心していたのが原因です。
忙しいときは要注意です。
『ゾーッ』としたあのこらさんは、もう同じ失敗はしないと思います。
作業後の確認用チェックシート(ノート・カード)をつくるのも一つの方法かも。
投稿: トンサン | 2015年11月20日 (金) 07時28分