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2015年8月27日 (木)

虫ゴムの代わりにシリコーンチューブ

先日の虫ゴムの記事に、「虫ゴムの代わりにシリコーンチューブを使って、耐久性がいいです。」とコメントを頂きました。

確かに、耐薬品性とか、耐候性は、シリコーンゴムの方が、虫ゴム(ブチルゴム)より高いです。
ブチルゴムの利点は空気の透過性が低いことですが、バルブコアの空気の通る穴のサイズを考えれば、空気透過性より耐久性を重視する選択は有りだと思います。

虫ゴム(1.8mmX3mmを2mmX3.2mmに訂正します)と同サイズのシリコーンチューブは見つけられなかったので2X3mmと2X3.5mmのシリコーンチューブを入手しました。
150826_131547
ハレーションを起こしてしまったので見づらい画像ですが、内径2mmで抜けずに嵌まります。
3.5mmの外形では、バルブの外筒に差し込むのに少し抵抗が有り、空気を入れる時の抵抗も感じます。

試行は、3mmの外形で行うことにしました。

空気はしっかり入ります。
強度を試すために、トップナットをペンチで締めてみたのですが、ゴム切れは起きませんでした。

当店の近くのお客様に「実は・・・」とお話ししてみたところ、試して下さるとの事で、早速付けさせて頂きました。
念の為、虫ゴムを嵌めたプランジャーをお渡ししてあります。

【記事訂正】
虫ゴム(1.8mmX3mm)と記載していましたが、寸法規格が明示された商品情報によると内径2mm 外径3,2mmだそうです。
お詫びして訂正いたします。

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コメント

それは面白い試みですね。結果が出るまでには時間が掛かるかもしれませんが、結果に期待しています。
 関係ないですが、チューブでも、ブチルよりは天然ゴムの方がしなやかだ、でも空気が抜けやすいと言いますね。気分的に「しなやか」な感じはしますが・・・。むしろ、白いチューブってお洒落だな(笑)みたいな満足感を感じます。 
 シリコンのチューブが無いことを考えますと、チューブには向かないのでしょうが(価格の問題があるかも?)、それが虫ゴムの場合、どう影響するかでしょうか?

アンコウさん いつもコメント有難うございます。

普通の虫ゴムより内径が0.2mm大きく、ちょっと薄目の肉厚になります。
透明なので、ゴム切れが判りにくいかなというのも、ちょっと不安要素です。
入手性と、コストは、かなり不利ですが、色付きのシリコンチューブが手芸店に有るらしいので、一度探しに行こうと思っています。

以前調べた時は、空気を一番透過しないのがブチルゴムで、次いで天然ゴムだった記憶です。

検証には、時間が掛かりますし、それなりのサンプル数も必要なので、自宅自転車でも試す予定です。

アンコウさんも、もし試されるなら、前後ペア分差し上げますから、メールででもご連絡ください。

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