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2015年7月20日 (月)

ブレーキ調整は小まめにお願いします。

クロスバイクのフォーク曲りで、持ち込み修理のご依頼が有りました。

ブレーキが利かずに壁に衝突されたそうです。

ご本人に、お怪我が無く、人を傷つけもしなかったのが幸いですが、フォークはもう使えません。

取り敢えず、フォークを外して、ペダルクリアランスが確保できるところまで、曲げ戻しはさせて頂きましたが、エンドの平行も、左右のオフセットもどこまで合っているかはわからないので、「早急にフォークは購入店で交換して下さい。」とお願いしました。

ブレーキワイヤの張りは、調整しておきました。

Vブレーキは、制動力が強い分、ブレーキゴム(ブレーキシュー)の減りも早くなる傾向です。

ブレーキレバーから出ているワイヤーの根元に、ブレーキケーブルの張りを調整するアルミのネジが有ります。
ネジを緩めると、ブレーキケーブルの張りが強くなって、ブレーキが利くようになります。

画像付きの調整法はこちらが参考になります。
簡易的な調整で、調整が効かなくなったら、ワイヤーの固定位置を変えるか、ブレーキシューを交換して下さい。

Vブレーキ以外のブレーキは、ブレーキの近くに、ワイヤーの張りを調整する機構が有ります。

自転車を買われたら、ブレーキの調整についての取り扱い説明書の記述だけは、しっかり読んでください。

その他にも、大事なことは書かれていますが、ブレーキだけは、あなたとあなたのお子さん以外の方に危害を加える可能性が有りますので、自業自得ではすみません。

ご自分で、調整でき出来ない時は、少なくとも1回/年自転車屋さんで、点検を受けて下さい。

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