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2015年5月23日 (土)

見極め不足(ニップルパンク)

3日前のことです。

「自転車屋さんには、次回パンクしたら、チューブを交換した方がいいと言われたんですが。」との事で、パンクの修理か、チューブ交換か見て判断させて下さいと申しあげてお伺いしました。

こんな修理痕が有りました。
150523_192820

見つけたパンク穴を修理しました。
150523_192845

チューブをセットして、空気を入れましたが、急に空気が抜けました。
別の穴が開いたのを、修理しました。
150523_192913

全部、チューブの内側で、ニップル起因のパンクです。
以前に、ちょっと調べたことが有りますが、ゴム関係の用語で「銅害」という言葉があるそうです。
銅や、鉄とゴムが接触することで、ゴムの弾性が失われ、切れやすくなるそうです。
リムバンドには、ニップルの角によるパンクを防ぐ意味と、ニップルによる「銅害」を防ぐ働きが有ります。

リムバンドが切れていたのか、ずれていたのか、このチューブは、何箇所かニップルと当たっていたチューブのようです。

今日、またパンクしているとの事でお伺いしましたが、
150523_200558
また、ニップル起因のパンクです。

チューブを取り出して、チェックすると、ここ以外にもニップル起因と思われる亀裂が2カ所ありました。

どんな反応の進行をするのか知識が有りませんので、チューブ交換で対処をさせて頂きました。

素直に、自転車屋さんの言葉に従うべきでした。

今後のニップルパンクについては、タイヤとニップルの当たり具合で、パンク修理をするか、チューブ交換をするか、判断させて頂きます。

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コメント

http://www.shasej.org/gakkaishi/0601/0601_kouza.pdf

に詳しく書かれていますが、プラスチックやゴムに影響を与える度合いとしては、鉄は銅に次いで影響を与えるそうです。
でも、与える影響は銅の方が桁違いに大きいようです。

アクセス数のお祝い有難うございます。
一年目は、10アクセス/日位から始まりました。
書いた記事の数だけ、検索でヒットしやすくなるようで、書き続ければ、だんだんアクセス数が増えるようです。
一言の日も有りましたが、書き続けられたのは、日々、新しい出会いが有ったからだと思います。

あのこらさん、こんばんは!
ゴム&チューブに対して銅害って寿命に左右する位ダメージを与えるんですね
ちゃんとニップル上にリムバンドが掛かっていないと影響があるのですね。
廉価な鉄ニップルだと仮に接触していた時の銅害は無いと判断して良いのでしょうか?

200,000アクセス突破
おめでとうございます!
思いのほか?
100,000アクセス突破この間の気がしますが…
日々ブログを書くって大変ですね

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