自転車タイヤの作り方
今日は、仕事はお休みで(依頼が無くて)こんな動画を見ていました。
IRCのタイヤ工場です。 全てのタイヤが同じ作り方かどうかは分かりませんが、タイヤの主要構造体と思われるカーカスを挟んだゴムの部分でいくつか発見が有りました。
カーカスがサンドイッチされたゴムシートを折り曲げているので、カーカスは2重構造になっています。
でも、すだれ状のカーカスを折り畳んで、カーカスの繊維方向の強度を2方向にしているので、1層でもカーカスが切れると、もう一層のカーカスの繊維の間は広がってしまうので、タイヤの強度は保てません。
つまり、カーカスの糸が切れたところで、タイヤは確実に寿命を迎えたことになります。
それまでの予兆としては、暫くは、カーカスの繊維のほつれを目安にしてみようと思います。
ほつれていないということは、カーカスの繊維が、廻りのゴムでしっかり保持されていると言っていいのかなと思います。
ビードワイヤーは、ちゃんと既定の長さの輪になったものを使うのが判ったのも収穫です。
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リングジャパン様 コメント有難うございます。
あまり、タイヤチューブ交換の頻度は多くないのですが、ミリオンのチューブで、バルブ部からエアー漏れしたことが有り、シンコーに切り替えました。
本当に、信頼できる部品が少なくなりましたね
メール楽しみにしています。
投稿: あのこら | 2015年5月18日 (月) 19時45分
遅くなりました
シンコーは自分も当初使用しておりましたが
ひび割れが出るのが早いのと、チョーブ不良が目立っていたので
現在はLZ系以外は使用しなくなってしまいましたので
なんとも言えませんが
なぜか24インチの不良が多かったです
交換して次の日にクレームで再度交換したことも数回ありました
今回面白い不良が有ったので
一度メールしますね!
投稿: リングジャパン | 2015年5月18日 (月) 19時03分
力太郎さん コメント有難うございます。
UPは力太郎さんにお任せします。
動画画面で左クリックすると、埋め込みコードの取得メニューが出ますから、埋め込みコードを取得して、自分のブログのHTML編集モードで、貼り付けてやるとUPできます。
ブログの表現の幅が広がりますから、一度チャレンジしてみて下さい。
このサイトの動画、結構面白いですよね。
家内と二人で豆腐の作り方をじっくり見てしまいました。
絹豆腐だったのが、ちょっと残念でした。
投稿: あのこら | 2015年5月 9日 (土) 23時12分
リングジャパン佐々木様 コメント有難うございます。
10Pで1本の不良ですか?
今はシンコーのL/Lを使っているのですが、信用して、使用前のチェックはしていませんでした。
今後は使用前に、パンクチェックした方がいいですか?
投稿: あのこら | 2015年5月 9日 (土) 22時15分
あのこらさん、同じシリーズの?
自転車の製造
の方も興味深くて面白かったですよ!
生産現場が少なくなったのは寂しいですね…
スポークの組み方が凄かったですw
是非、機会があったらupお願いします。
こういう日本での当たり前にあった日本製の
投稿: 力太郎 | 2015年5月 9日 (土) 18時36分
とても面白いですね~国産タイヤと安いタイヤって臭いで分かりますよね~
現在IRC上位モデルとパナレーサーの上位モデルだけが国産だったと思いますが
最近の大手タイヤメーカーはビートがカーカスに貫通する不良が多発しています
やはり同じ流れ作業でも、細かさの違いが有るのでしょうね
検査と言っても抜き打ち検査でしょうし
取り付ける寸前で作業するものが点検するのも改めて大切なのがわかりますね
当店でも10P単位で注文すると必ず1本は不良品が入っております
新品時からパンクなんて商品も結構発見しています
使用前に一日膨らませてから使用するようにしていますが
翌日抜けているケースが有るのですから驚きですね
確認しないで使用していたらとんでもないクレームです
他店で交換されたお客様が、翌日当店にパンク修理で来るケースも
何に数回あるくらいタイヤには悩まされます
車のタイヤのような構造と素材ならきっと長持ちするのでしょうが
重量の問題なのでしょうね?
でも、国産タイヤは今までトラブルが有りません
さすが日本って感じですね!
ただし、納期にやたら時間がかかる事が多いので欠品注意ですねw
投稿: リングジャパン佐々木 | 2015年5月 9日 (土) 18時07分
力太郎さん コメント有難うございます。
製造工程を見て、やっと、カーカスが織物になってない意味が分かったような気がします。
(縦糸?の間が拡がらないとドーナツ状に成形できないから?)
カーカスを挟んだゴムを斜めにカットして繋ぎ合わせる発想にも脱帽です。
素材、配合、練り方、いろんな工夫があるのでしょうが、ゴムのような扱いにくい素材で、これだけの精度で作り上げる技術もやはり国産品質なのかな?
流石にIRCと思ってしまいました。
投稿: あのこら | 2015年5月 8日 (金) 21時51分
あのこらさん、こんばんは
自転車タイヤの製造工場の動画初めて見ました!

タイヤの作り方が分かって面白いですが
意外とシンプルですよね?
製造過程が分かるとタイヤの限界の目安が構造から分かり易いですね!
作り方がシンプルなのに…
粗悪なタイヤや低寿命なタイヤがあるのは?
ゴムやベースから…もう質が悪いのでしょうね。
投稿: 力太郎 | 2015年5月 8日 (金) 19時15分