2015.05.17の異物とパンク修理手順
ご近所からですが、画鋲が刺さってパンクしたとのご依頼です。
取り置きしてくださっていた画鋲です。
ご近所の修理で、少し余裕も頂けたので、パンク修理の手順を記録しました。
バルブの近くで、少し修理しにくいところです。
やすりで、表面を削ります。
リブの丸めと変質した表面を削り取ります。 こちらは、バフいらずで表面を洗浄した後です。ゴムの毛羽立ちが目立たなくなっています。
普通に修理するなら、どちらかだけで良いのでしょうが、出張修理で「修理したけど駄目だった。」で終わりたくないので、併用しています。
バフいらず(リキッドバッファー)です。
ゴム糊を塗って、乾かします。
あまり違いが判りませんが、右は塗ってから2分経っています。
パッチを指でしっかり押し付け、貼ります。
パッチの押しつけには、カナ床とローラーを使っています。
当初は、工具箱の中身を軽くするための選択だったのですが、今はバンドブレーキの音消しの為に金づちも工具箱に入っています。
それでも、パッチの圧着にはローラーが一番使いやすいです。
チューブを膨らませても、パッチはしっかり付ています。
この後、水調べで、画鋲で開けられた貫通穴を見つけました。
開けられたと書いたのは、普通に画鋲を踏んだのでは、リムの高さが有って貫通するまで針が届かないからです。
たまたま、道路の凸凹が画鋲を押した可能性もありますが確率は非常に少ないとおもいます。
こちらが2個目のパンク穴です。
一個目よりも、更に厄介な位置にあります。
やすり掛けして、バフいらずで洗浄し、ゴム糊を塗って乾かした後パッチを指で押し付けます。
ローラーであれば、このようにバルブの傍でも圧着出来ます。
チューブを膨らませてもパッチの剥がれは有りません。
水調べもOKです。
チューブをタイヤの中に入れ、チューブをリムの底に落とし込みます。
バルブベースが、タイヤの中に納まっていることを、バルブを押し込んで確認します。
虫ゴムを新しいものに交換して、空気を入れて修理完了です。
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