ちょっとあせりました。
「パンクの修理をお願いします。」とのご依頼でした。
パンクの原因の心当たりはなく、朝気づいたら抜けていたそうです。
チューブを取り出すと、修理痕が連続しています。
バルブ側で連続していたので、ニップルパンクと決めつけたのが失敗でした。
漏れていたのは、この位置です。
パッチを貼って、念のため、リムバンドの下に、リムテープを貼り、空気を入れたら、もう少しで300kPaというところで、「プシュー」という音ともに空気が抜けました。
パッチ貼りに失敗したかと、ちょっとあせりながら、再度チューブのチェックです。
全てのパッチを剥がして、改めてパッチを貼り直し、修理完了しました。
剥がしたパッチの内側です。
しっかりノリが付いていなかったようです。
元のパンク穴は、2個開きの典型的なニップルパンクでした。
パッチが小さくて抑えきれなかったのか、パッチのサイドから漏れたのを、パッチの上張りで押さえていたようです。
上張りのパッチも、しっかりついていなくて、パッチとチューブの間から漏れていたのを、チューブに開いた穴と早とちりして、パッチで塞いだため、最初のパッチの別なところから空気が漏れました。
次からは、パッチの縁からの漏れは、パッチの貼り付け不良と考えて対処します。
古いパッチを剥がして、再修理します。
始めは、画像を残す余裕が有ったのですが、お客様が後学の為に見学されていたので、途中の画像は余裕がなく残せませんでした。
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