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2015年2月20日 (金)

スタンドが動かない

去年の大雪の際、駐輪場の屋根が落ちて、スタンドが動かなくなったそうです。

その他にも、タイヤ摩耗によるパンク、ブレーキレバー取り付け位置のずれ、内装3段変速のレバーの動きの悪さ等いろいろあったのですが、スタンドの修理は多分この先お目に書かれないだろうと思います。

両立スタンドですが、ロックレバーが本体取り付けのプレス部品(先日のスタンド折れの部品です。)に当たって、スタンドが立ちません。

良く見ると、ロックの付いた方のスタンドの丸棒が逆くの字に曲がっていました。

(今日は余裕がなかったので、画像は有りません。)

もう10年以上乗られているブリヂストンの自転車でした。

『周りからは、「修理しても高くつくから、買い替えなさい。」と言われているんだけど、愛着が有って諦めきれないで、一年そのままにしてました』との事です。

曲がってはいますが、クラック等はなく、昔の丈夫な製品ですから、曲げ戻せば使えそうでしたが、丸棒を曲げる道具は流石に持っていません。

思いついて使ったのが、ドラム抜きです。
Hozc349
ドラムの穴に掛けるピンで丸棒を挟み、延長パイプを掛けて、何とかスタンドが立つように曲げ戻しできました。

前にも書いた通り、多分この先一生やる事のない修理だと思いますので、記念に書き留めておきます。

ドラム抜き工具の丈夫さに感謝です。

他の修理は、普通通り済ませることが出来ました。



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コメント

松内様 いつもありがとうございます。
松内さんなら、判ってもらえると思ってました。

読んだ人の中には、「なんでそんな危ない修理をするんだ、交換しろ。」と感じられた方もいると思いますが、古い部品の方が、新品交換より、安心して使えると思えるこの頃です。

愛着がある、と言われると意地でも治したくなります。
あのこらさんの今回の案件は打出も参考にさせていただきます。

力太郎さん いつもありがとうございます。
随分前のような気がしましたが、大雪は去年だったのを思い出しました。
あちらこちら手を入れる処が有り、夕暮れも迫っていたので、画像を取る余裕が有りませんでした。

私も最初に思ったのは、鉄筋曲げだったんですが、出先で、買いに行く余裕はなく、実は、金づちで叩いたり、地面からスパナを立てて体重を掛けたり、試行錯誤して最後に思い付いたのがドラム抜きでした。
何が役に立つかは判らないものです。

調子よく走るようになり、ニコニコしながら乗って頂けました。
私も嬉しかったです。
これだから、修理はやめられません。

あのこらさん、こんばんは
そういえば…大雪が降ったのは去年の今頃で
今思っても大変でしたね
雪の重みで屋根が落ちて自転車
スタンドに過度な負荷がかかってありえない方向に
曲がってしまったのですね
お客さんの思い入れのある大事な自転車が再び乗れるように
無事修理できて良かったですね
画像で見たかったです。
意外なドラム抜きで対処できるとは
自分が試すなら鉄筋曲げを使うしかその場で思いつかないですよ
1年置いてあった自転車が乗れるようになるのは
嬉しいでしょうね

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