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2014年12月18日 (木)

過去最悪のメンテ性

「パンクしたので、修理をお願いします。」

「タイヤにひびが入っているので、タイヤも見て欲しいんです」

とのご依頼でお伺いしました。

Panasonicの24インチ電動アシスト車です。

タイヤは大丈夫で、パンクのみだったのですが、お客様が、タイヤに関して、不安が御有りのようでしたので、前輪、後輪のタイヤローテーションを行いました。

すごく、使い勝手を考えられた自転車で、スタンドを立てると、ハンドルロックが掛かります。
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スタンド後部からのワイヤーが、ハンドルロックに繋がっています。

スタンドのハンドルロックの為のワイヤー操作部はこんなです。
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更に、変速機構がインター3でした。
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変速ワイヤーを抜くと、調整が面倒なので、外しただけです。
ホイールがワイヤーと繋がったままで、タイヤ・チューブを前輪と入れ替えました。

今までの経験の中で、最悪のメンテナンス性の自転車でした。

でも、お客様に、前輪のタイヤに掛かる負担は、後輪の半分ですとご説明し、お客様から、「これで安心して乗れます。」と喜んで頂けました。

やっぱり、ローテーションして良かったです。



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コメント

松内(阿佐田サイクル)様 コメント有難うございます。
タイヤ交換時位しかチャンスが無いので、ハブ廻りもチェックしたく、某工具は使っていません。

松内さんのブログもすごく為になっています。

これからもよろしくお願いします。

いつも勉強させていただいてます。
ママチャリでもきっちり車輪を外すタイヤ交換、素敵です。

力太郎さん コメント有難うございます。
手抜きをしなければ、タイヤ交換作業はもう少し楽にできたのですが、スタンドについては、ハンドルロックの動作部が見えないので、ワイヤーを外さずに作業してしまいました。
ワイヤに止め痕が残っているので、そこで位置合わせすれば、概ね合うんですけどね。

実は楽しんでいたりします。
自転車修理、飽きないですよ!

Panasonicは、ガチャリンコとか、面白い機構が在って楽しませてくれます。

あのこらさん、こんばんは

過去最悪のメンテ性
乗り手には便利なですが、治す立場で見ると
ワイヤー類の配線の引き回しの構造に興味ありますが…
元に戻せる自信がないです

内装3段ギアでベルクランクが付かないタイプの構造もあるんですね
お客さんの不安を払拭出来て良かったですが、
身近な軽快車で作業性が大変な自転車ってあるんですね

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