リング錠、ばね切れ?
きっかけは、パンク修理のご依頼だったのですが、2台自転車をお持ちで、もう一台の自転車のリング錠が閂の先が、受けに納まらなくなっていました。
昨年の9月に、当店で交換したリング錠だったので、気になって修理しようとしたら、閂が戻りません。戻しのバネが切れているようです。
防犯を考えて、無垢の閂のリング錠だったのですが、本体の歪みを直すと、閂が落ちて来ます。
ご覧のように、閂が途中で止まります。
スポークの破損や、最悪後輪のロックで事故の可能性を考え、当店の責任で新しいリング錠に交換しました。
原因が気になったので、分解してみました。
カシメのお尻を削り取ります。
中のバネは、伸びて切れていました。
材質不良で、錆びて切れたのなら、使用を中止しようと思ったのですが、その心配はなさそうです。
想像ですが、組立か、部品不良で、コーナーにバネが引っかかった為、取り付け部が伸びたようです。
コーナー部への注油は難しいですが、ロックした状態で、バネに注油をして取り付けを行います。
« バンドブレーキ音鳴り待ち -2 | トップページ | リヤカー牽引具 »
「自転車出張修理」カテゴリの記事
- 空気の入れ方(2023.11.30)
- 駐輪場で修理(2023.11.29)
- HEチューブのバルブ根元パンク修理(2023.11.28)
- カートリッジBBでもガタが出ることが有ります。(2023.11.27)
- リヤカー牽引自転車、再パンク(2023.11.26)
コメント