折り畳み電動アシストタイヤ交換
「電動自転車なんですが、タイヤ交換できますか?」とのお問い合わせでした。
「電装部以外なら大丈夫ですよ」とお話ししている時に、「チューブがスプロケットに絡んじゃいました」との事です。
タイヤ・チューブを準備してお伺いしますが本来は20x1.90がついていたようです。
準備したタイヤが20x1.75だったので、パンクした後輪には、前輪のタイヤとチューブを移植します。
前輪のタ・チ交換は順調に終わりました。
後輪に駆動モーターが着いたホイールインなので、ケーブルを切らない様注意しながらホイール外します。
まず戸惑ったのが、アクスルシャフトを止めているナットです。大きくていつもの15mmのソケットが入りません。ダブルナット止めです。
不本意でしたが、モンキースパナで緩めました。
チューブが、がっちりスプロケットとホイールの間に食い込んでいます。ひっぱても抜けず、小さくカットしながらようやく取り除いたところで、スポーク折れを見つけてしまいました。
お客様に確認すると修理を進めてくださいとのことで、スポーク折れはそのまま、タ・チ交換を済ませました。
前ブレーキがVブレーキだったのですが、調整ネジにバネの足がうまくかかっておらず、左右のバランスがうまく取れません。
ブレーキシューも結構減っており、位置調整が必要でした。
各部、注油してお客様に最終の確認をしていただきましたが、ホイール径が20インチと小さい為か、リムの強度がしっかりしていたのか、あまり後輪の振れは感じられないようでした。
スポーク折れの放置は危険ですとご説明し、スポークを入手次第交換させていただくことにしましたが、#13の126mmというサイズは、見つかりません。
スポークのネジ切り器をついに注文してしまいました。
暑い中で、ペットボトルを2本消化しましたが、下着には塩がついていました。
次から次とやることが見つかり、写真を撮る余裕は有りませんでした。
流石にちょっと疲れました。
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