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2014年7月21日 (月)

自転車安全整備士・技士受験過去問

併せて、自転車技士も受験しますが、自転車技士の試験の過去問題がなかなか見つかりません。

すべては網羅されていませんし、解説もありませんが、自転車技士のページの「時々復習をしよう」というコーナーに、過去問題が掲載されていました。

 

今日現在では、平成17年からの過去問題が掲載されていますから、参考にはなります。

 

日本工業規格 JIS D9301 一般用自転車 を精読すると、概ね回答が得られるようです。

7月23日訂正 掲載されていたのは、「過去に出題された問題から、関係のある規格値等」でした。
問題の解答に近い内容です。

H22lesson101222
こんな問題をみつけました。H22年の問題ですが、今は、700X32Cのチューブラタイヤがありますから、間違いなのでしょうが、H22年にはチューブラタイヤがあったのでしょうか?

7月23日追記 今は、700X32Cのチューブラタイヤがありますが?

これも悩ましいです。H25年の問題です。
H25lesson140602
普通に廻しやすいカムレバーを回してしまいますが、締め付けトルクが強くなりすぎると危険と判定するならそうでしょうし、締め付けトルクが強くなる危険を承知していれば、適切なところでやめればいいだけです。
それとも、最後まで締めることを、駄目だと言っているのでしょうか?

こんな問題を見ていると、解説付きの過去問題集が欲しくなります。

7月23日追記 余計なことを考えずに、丸暗記した方が良さそうです。

安全整備士の過去問題は、(公財)日本交通管理技術協会の自転車安全整備 技能検定 ・受験案内のページに平成24年、25年が回答付きで掲載されています。

TSマークに関連する問題、道交法に関する問題、自転車整備に関する問題が主になっているようです。

H25年の問題に目を通したのですが、一つこれはどうかなと思う問題を見つけました。

Aの問31 ハブ部の点検では、前ホークを片手で握り、他方の手でスポークを握り、 回転面に直角に動かし、ガタの有無を確認する。次に、自転車を少し持ち上げ、 バルブを一番下の位置から約60度上に上げ、手を離したときに、車輪が振子 運動をするか確認する。

Bの問1 ハブ部の点検では、前ホークを片手で握り、他方の手でスポークを握り、 回転面に直角に動かし、ガタの有無を確認する。次に、自転車を少し持ち上げ、 バルブを一番下の位置から約45度上に上げ、手を離したときに、車輪が振子 運動をするか確認する。

Cの問38 ハブ部の点検では、前ホークを片手で握り、他方の手でスポークを握り、 回転面に直角に動かし、ガタの有無を確認する。次に、自転車を少し持ち上げ、 バルブを一番下の位置から約30度上に上げ、手を離したときに、車輪が振子 運動をするか確認する。

正しい角度で振り子運動をするか、確認する問題ですが、ホイールバランスの調整をした場合には、振り子運動はしなくなります。

バランスの不良を放置するよりは、ホイールバランスを取るべく啓発すべきだと思うのですが?

ちなみに正しい答えは、30度だそうです。

技士の過去問と安全整備士の過去問を併せると概ね800問(H26年の過去問を合せ)位ありそうなので、関連する法規、条文、規程など調べながら、問題を解いて行こうと思います。

【2016.07.03追記】
2014年までの自転車技士試験の解説がこちらに記載されています。
解説をもとに、2006年から2014年までの出題傾向をこちらに纏めました。

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