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2014年7月22日 (火)

ハブダイナモ断線

パンク修理でお伺いしたのですが、タ・チ交換(タイヤ・チューブの業界語)となりました。

ここまでは、良く在る事なのですが、「実はライトが着かないんです。」との事、チェックしていくと、別なハブダイナモでは、ちゃんと点灯します。

修理としては、ホイールを組み直し、ハブダイナモを交換しました。

交換したハブダイナモの発電できない原因を探るべく、ハブダイナモを分解しましたが、回転子から出ているコイルの両端とも断線していました。
140722_221435
長く見える銅線が、グランド側です。
対角線位置で、短く光っているのが、ライトに行く線です。

本来、このように繋がっています。
140722_221854
グランド側は、端子部分も破断しています。

原因は、ハブダイナモ内部への水の侵入による、錆発生で、回転子と磁石が固着し、ハブ軸は固定されたまま回転子が回ったことによるものです。

回転子内部の軸(ハブ軸)にも錆があります。
140722_221904

ナットの回転子に接する側に傷があります。
140722_222232

回転子上で、ナット(回転子)の回り止めに配置された出っ張りです。
140722_222506
良く見て戴くと、ナットが当たる部分が削られています。

回転子の外側もこんなに錆びています。
140722_222543

回り止めが機能していれば、コイルを巻きなおしてでも修理しようと思ったのですが、さすがにこれでは修理しても安心して使用できません。

暫く置いて於いて、ジャンク品で使えそうなダイナモを見つけたら、2個1で再生してみようかと思います。

いろいろ面白かったので、分解の仕方は改めて記事にしようと思います。

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