KHS F-20R レストア
リピータのお客様から、KHS F-20Rのレストアのご依頼を頂きました。
三ヶ島 Ezyアダプターが取り残されて、ペダルレンチで外せないこと。
シートポストが固着しており、ヤグラが外れていて、抜けないことから、この部分の解決と、併せて、錆び取り、ワイヤー交換、チェーン交換の内容です。
全体画像です。
サドルとペダルを取り付けて、全体に注油してやれば、そのままでも走り出せそうです。ブレーキレバーとシフターがアルテグラに換装されています。
*6/24訂正 2009年モデルはアルテグラのデュアルコントロールレバーが標準でした。
めっき部分は、ほとんど錆が出ていますが、まずチェーン回りです。
チェーンは、シマノ CN-HG93に交換します。
錆びにくさ優先の選択です。
フィキシングボルト・ナットは、磨けば何とか使えそうです。
これが取り残された、Ezyアダプターです。
工具としては、15mmのハブレンチが使えそうです。
固着していなければ、いいのですが・・・
フレームの折り畳み部です。
市販のボタンキャップネジが使えれば、交換ですが、軸部の長さが合わないでしょうから、磨くしかなさそうです。メッキは残っているでしょうか?
ブレーキ周りは、リターンスプリングが駄目そうです。
もう少し、分解しないと判りませんが、シマノのパーツが使える?
クイッククランプは、シート、ハンドルステムのどちらも、交換したいですが、同じ形状の市販品は見つかりません。
頑張って磨いてみます。
ハンドルステムのネジは、ピッチが合えば、市販のステンレススクリューキャップにしてみます。
ブレーキレバーで、気になる処を見つけました。
ネジが曲がっているようです。戻すと折れそうな予感。
リペアパーツを準備したいです。
アウターワイヤーは要交換です。
インナーは、抜いて錆び、ほつれを確認します。
その他、各部の錆です。
一番問題の固着シートポストです。
取っ掛かりがありません。
最後の手段は内側からのこぎりカットによる分割ですが、労力を考えると避けたいです。
ブレーキを掛けて、前後に動かすとハンドルポストがガタガタします。構造を見ないと対処法が判りません。
取り敢えず、ネジを緩めるため、オイルをスプレーして、一日放置します。
明日以降、外せる部品から外していきます。
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