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2014年6月28日 (土)

シートポスト固着-2

出来るなら、シートポストを使える状態で取り出したいと、まだあがいています。

潤滑剤を吹いてから5日経っていますから、もう全体に回っていると思うのですが、念の為と、新しい潤滑剤を見つけたので、BBを抜き、もう一度、下側から吹いてみました。

AZの強力浸透スプレーです。
9004_00080656l
少しでも、滑りが良くなってくれればいいのですが・・・

BBを外したついでに、シートポスト周りの錆をチェックしてみました。
トップチューブから、小さな穴ですが、シートポストが見えます。
良く見ないと判らないですが、錆色が付いています。
140627_152904
シートチューブは、かなり広範囲で錆びていそうです。

潤滑剤を吹いたので、ついでに、冷却、熱湯での隙間広げにも挑戦してみました。
シートチューブの周りに保冷剤を巻き付け、シートポストが冷えてから、シートチューブに熱湯を掛けて、ハンドルポストのアンカーでハンドルバーを付けて捻ってみましたが、失敗です。
140627_180354
シートポストのヤグラが取れるほど捩じって試されていたので、捩じりでのシートポストの抜けは期待薄だったのですが、矢張り駄目でした。

スターファングルナットを複数使ったアンカーで、もう一度、冷却、熱湯を試してみますが、今度は、スターファングルナットを6mm雌ネジのまま使います。

6mmボルトの破断対策として、強度区分10.9Tのボルトを使います。
ネットで注文するため、他の錆びたネジも同じネジ規格でステンレス製があれば注文しようと準備中です。

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コメント

taroさん コメントと貴重なノウハウ有難うございます。
これは、いい方法ですね。
-80度近くまで冷やせるんですね。

次回の固着時に、是非試してみたいです。

近所のスーパーで入手したドライアイスと薬局で購入したエタノールで作った寒剤を流し込んだらシートポストが収縮して外しやすくなったよ (^ω^)

アンコウさん ご覧いただき有難うございます。

たいていの固着なら、潤滑剤(CRC等)をたっぷり吹いてやって、サドルごと回せば外れるのですが、今回は、一筋縄ではいかず、恥を晒しております。

でも、何事も経験(試行錯誤の積み重ね)ですので、結果を楽しみにお待ちください。

こんばんは~。
 これはたいへんですね。小生はシートポストにグリスを塗ったり、今はカーボンのシートポストなので、カーボン・グリップを塗布しています。カーボン製は別として、塗っていないと固着してしまうのでしょうね?
 シートポストが錆びてしまうと、シートポストの表面にサンドペーパーを巻き付けたのと同じで、表面が食い込んでしまって、外れないのでしょうね。表面がツルツルなら「焼きバメ」の反対のやり方で抜けると思いますが、錆びて摩擦抵抗がけた違いに大きくなると、シートピラーを加工で駄目にして、フレームを生かすしかなさそうですね。
 あのこらさんがご自身で組みたてた自転車なら何も起こらないのでしょうが、他人が組み、オーナーさんも気づかずに乗っていた自転車の修理は大変ですね。自転車屋さんの苦労が分かりました。

力太郎さん いつも読んで下さり、ありがとうございます。
力太郎さんも、いろんなことをされているみたいですね。

中がアルミで、外が鉄なので、膨張率を考えると、冷やしてやる方が隙間ができるはずで、なるべく、アルミを温めたくなくて、比熱の高い水(熱湯)にしてみたのですが、駄目でした。

引き抜きの方が、応力による変形でパイプ径が小さくなると目論んでいるのですが、アンカー部分で膨らむので、逆に抵抗を増やしているかもしれません。

パイプ内でボルトを暴れさせて振動を与えられないか?等も考えたのですが、住宅街なので顰蹙を買いそうなのと、ボルトのサイズやドリルの回転数など、知見がなく、断念しました。

複数のスターファングルナットを使うのが、引き抜きの最後の挑戦で、これで駄目なら、超硬ホールソーシートポスト除去に方針を変更します。
29mmで刃厚1.9mmのホールソーを見つけているので、400mmの深さまで、どうやって届かせるかを検討中です。

あのこらさん、こんばんは
シートポストの固着…
想像以上に大変そうですね

潤滑浸透スプレーを吹いてバーナーで温めて(冷やす)方法は周りに熱の影響が少ない時には
ネジ・ボルト類の固着でやりますが…
これから乗るだから難しいですね
お湯で温めるよりヒートガン(ホットガン)で温めた方が
フレームに影響がありそうですが 効果は?ですかね

これまでやってる対策で徐々に固着が緩くなってるのを切に願っています。

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