前回、バルブ根元パンクの記事を書いたのが、1年以上前になります。
バルブ根元パンク修理 試行再開
バルブの反対側のチューブを傷つけない方法が、なかなか思いつかず、停滞していましたが、開き直って、反対側のチューブも切れたらパッチを貼ってしまえということで、こんな方法で試しました。
ここに至るまでの試行錯誤もあるのですが、それは端折ります。
まだ、完成ではないのですが、ちょっと先が見えたので、ご紹介します。
まず、なるべく中心を出せるように、8mmネジ用の座金を準備しました。
座金の外形が18mmなので、19mmの皮ポンチで、バルブを抜きます。
当然ですが、裏にも抜き跡が付きます。
というか、完全に切れています。
この切れは、とりあえず、必要なパッチサイズを諮る為、25mmのマルニ製ハイパッチ-Rを使いました。
先にバフ掛けをしておけば、楽です。
バルブ部分のパッチは、7mmのポンチで中心に穴をあけます。
切り取ったバルブをチューブにはめます。
しっかりバルブの周りもやすり掛けします。
上から、穴あきパッチを貼ります。
手で、しっかり貼り付けます。念のため、ローラーでも押さえておきました。
ハッチ張り後の水調べです。
やはり、パッチが小さかったようで、エアーが漏れています。
漏れたところは、パッチを重ね張りして対処しました。
バルブ周りからのエアー漏れはありません。
リムでの変形が考えられたので、リムにセットして、更に水調べをします。
3気圧まで掛けましたが、漏れはありませんでした。
4気圧まで、空気を入れてみました。
残念ながら、完ぺきではありませんでした。
エアー漏れしました。
漏れたのは、バルブ用に空けた、穴からです。
実は、この前に、25mmのポンチでも抜いて試していたのですが、
25mmでは、裏にあく穴の範囲が広く、両側からパッチを貼るとパッチが干渉するため、19mmでの試しでした。
25mmのポンチでは、パッチ中央からのエアー漏れはなかったので、次の試しは、22mmのポンチになります。
パッチの説明書に、穴の周りに1cm以上パッチが掛かることと書かれているのは、それなりの理由があるのだと、体感しました。
テスト用のチューブがなくなったのと、もう少しパッチの貼り方や、抜き方の工夫が出来ないか、また、考えてみます。
今日つかった、チューブは、先日のニップルパンクで、パッチが付かなかったチューブです。
やすり掛けをしっかりしたせいか、今日はすんなり貼りついています。
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