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2014年3月28日 (金)

タイヤ交換

本日は、お客様の自転車ではなく、出張修理に使っている、電動バイクのタイヤ交換です。

ようやく10,000kを超えて、後輪のタイヤの溝が無くなってきました。

エンジンもチェーンも有りませんので、自分でもなんとかできるだろうと作業を始めました。
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こちらに自転車のサーボブレーキと同じような構造のブレーキが付いています。
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カバーを外す取り付け部が見えます。
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さすがに、ブレーキワイヤーの固定法など、丈夫で洗練されています。

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丸の調整ナットを外すだけで、ワイヤーが外れます。

左側には、ホイールインモーター用の結線があります。
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カバーを外すと、
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ハブ軸をくりぬいて、ホイールに入っています。

この辺りまでは、写真を撮る余裕があったのですが、コードを外せなくて、コード付きのままホイールを取り外し、タイヤレバーを使って、四苦八苦しながら、ホイールからタイヤを外しました。
検索すると、バイクのタイヤ交換で、いろんなサイトで手順が紹介されていますが、概ね同じような手順です。
自転車のタイヤ交換とは力の入れ方が全然違います。

ホイールに一杯傷をつけながらの作業です。

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なんとか、片側、外すことが出来ました。
変な工具が転がっていますが、後で紹介します。

無事交換しました。
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組み上げる段階で、タイヤの回転方向を逆に着けたのに気付きました。

さすがに、自転車屋のバイクとしては、タイヤの取り付けがまずいので、もう一度タイヤを外して、組み直しです。

使った工具は、タイヤレバー(バイク用)とシャコ万です。
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シャコ万は、タイヤのビード落としに使いました。
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かませるポイントが判れば、これで、ビードが落ちてくれます。

タイヤを嵌めて、空気をいれ、ビードを上げるのですが、普通はコンプレッサーを使って一気に空気を入れてやるものだそうです。

コンプレッサーがなくて、自転車用の空気入れを使います。
一度目は、すんなりいったのですが、2回目は、空気が逃げて、なかなかタイヤが膨らみません。
漏れを防ごうと、布テープなども試したのですが、駄目でした。
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結局は、タイヤを立たせた状態で、空気の入る位置を回して探し、無事、タイヤをセットすることが出来ました。

完成図です。
140328_151228
充電中のコードが邪魔ですが、ちゃんと組みあがりました。
試しに乗ってみたところ、最近は1速で、38~39キロまでしか速度が上がらなかったのが、40キロまで上がりました。

タイヤ交換の効果なのか、暖かくなって電池の内部抵抗が下がったのか、出力が上がったのか、理由は定かではありませんが、効果有りです。

当然、自転車と同様に、目視ですがタイヤの前後の面合わせは、きっちりと確認しました。

卸価格での購入なので、IRCのタイヤを使いましたが、タイヤレバー込で、約4,800円の修理です。

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