BBシェル寸法詰め
前回訪問時にクランクセットの軸長が足りない気がしたのですが、測定具を持参していませんでした。
御購入のボトムブラケットは68mm規格ですので、後2mm削らないと取り付けが出来ません。
削るのは、フェイスカッターで、地道にやれば、何とかなるのですが、基準線をどこにするかで悩みました。
1.既存BBシェルの中心。
2.フレームのセンターライン。
両方が、合致していれば、考えることはないのですが、お客様のフレームでは、両者に0.5mmほど差異がありました。
お乗りになる、お客様にとっての中心線を考え、今回は、フレームの中心を基準とすることにしました。
基準線の出し方は、次の通りです。
リアのエンドに糸を張り、その糸と、前三角ダウンチューブの中心を別な糸で結びました。
これについては、BBシェルを基準に、フレーム組立をするのだから、エンドのずれを直すべきとの御指摘もおありだと思います。
フレームビルダーの技量もなく、設備も持っていないため、目の前にあるフレームと乗り手の関係でこちらを選択いたしました。
こうすべきとのお考えがありましたら、コメントにて御指摘をいただけると幸いです。
基準線から左右34mmの振り分けで目安線を付け、カットした結果です。
シェル幅は68mmに合わせることが出来、クランクセットも組みつけができることを確認しました。
後は、工具の到着を待って、本締めをすれば、一応、今回の御依頼の作業は終了になります。
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