パソコン修理
FMV-BIBLO NF/E40 の電源が入っても起動しない故障ですが、下記の手順で修理しました。
【分解手順】
ネジを取り付けるとき間違えないように、ネジを種類ごとに分類して置きます。
HD 先に電池から外したほうがいいかもしれませんが、電源が入っていないことを確認し、ハードディスクを外します。
光学ドライブ ドライバーの先の小さなネジを忘れずに外します。
メモリーカバー これで、裏側でのボード取り外し準備は終了です。
SWカバー
キーボードとカバーの間に爪を入れ、持ち上げると外れます。
白っぽい基盤は、ネジを外すと抜けます。
キーボード
マザーボード ダミーのCFカードを外すと、取り出しやすいです。
ヒートシンク・ファン 静電気対策で、アルミホイル上に置きました。
グラフィックチップ シリコングリスの厚みがあり、ヒートシンクと密着していないことが判ります。
【修理手順】
後は、グラフィックチップのリフローをして、ヒートシンクと、グラフィックチップの隙間にアルミホイールを詰めて元通り組み立てます。
【復活】 いつまで、動くかは判りませんが、とりあえず、復活しました。
データを取り出す事は出来そうなので、これで良しとします。
FMV-BIBLO NF/E40 & NF/G40 起動しない マザーボード修理 6台
の記事を参考にさせて頂きました。
*リフローについて
本来は、基板上にハンダペーストをプリントして、リフロー炉を使ってハンダ付けする技術です。
基盤修理の記事で、グラフィックチップのハンダ不良の修理法として、紹介されていたのでその言葉を使わせていただきました。
修理をされている方は、ヒートガンで温度を管理しながらリフローをされているようです。
温度計も、リフロー炉も、ヒートガンも持っていませんので、実は、パンク修理時に使う、ターボライターでチップを暖めました。
2cmの炎の状態で、チップとライターを7cm離して30秒、5cm離して15秒の加熱をしました。
今回は、たまたま、うまくいきましたが、お勧めできる方法ではないです。
たまたま、うまく行った方法として、ご紹介させていただきますが、結果につきましては、自己責任でお願いいたします。
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